▽ 里帰り
レベル:★★★★★☆☆☆☆☆
記入者:テマリ
「行くべきところに一度帰りたいです」
テマリ「
里帰り。てまりからの依頼です。タイトルのとおり、里帰りがしたいんです」
フローラ「里帰り、ね…」
リンアイ「表情が険しくなった」
テマリ「てまり、森の出身です。ここに来てからは一度も帰ってません。何せてまりはまだ新入生。カラヴィヤスでは新入生は迷宮の立ち入りを禁止されてます。でも貴方たちと一緒なら大丈夫みたいです。なので、
星降る樹海 西に向かいたいです。てまりのおうちはそこじゃないですが、行くべき用事があるんです。お願いするです」
ライナルト「そうか。じゃあ一緒に行こう」
シエテ「…それにしても、毎度思うのですが、なんでこんな危険な迷宮が周りにあるところに建ってるんですかね、この学校」
ケシェット「新入生の実習ができない学校…それでも強豪と言われるまでフユイ校長が作り上げたんだろう。これは校長の采配と各教師の技術が優秀だってことだね」
リーフ「オレらぐらいになったら迷宮に出掛けられるのかな。それとも飛竜召喚札とか使って遠くの簡単な迷宮とかに行くのかな」
フローラ「そんな手間かけるぐらいだったら体育館で授業した方がいいわよ」
リンアイ「なかなか難しい学校なんだな…あたしには向いてないや」
《星降る樹海 西『月明かりの涙』》
ライナルトたちは墓地のようなところにやってきた。
小さな墓がたくさん並んでいる
フローラ「…まさか、ここだなんて言わないわよね…?」
ライナルト「テマリが止まった。ここじゃないかな…」
テマリ「ここです。お参りをしてくるので、ちょっと待っててください」
テマリはパタパタと墓の前にやってきた
テマリ「戻ってきたですよ。てまりは元気です。色々ありましたが、てまりはカラヴィヤスにいて良かったと思います。とても頼りがいのある人たちが学府に来てるんです。世界を救ってくれた、凄い人たちなんです。彼らからいろいろ学んで、いつかてまりは立派な冒険者になって、皆の分まで世界を見てきます。だから、安心して眠っててください」
シエテ「1つ1つの墓の前で手を合わせてますね。しかしこんなに沢山…それも小さなお墓ですね」
フローラ「知り合いかしら。じゃないとこんな丁寧にお参りしないわよね…」
ライナルト「これはテマリも何か重いものを持ってるぞ…」
リンアイ「…戻ってきた」
テマリ「スッキリしました。ああ、これは以前、てまりと一緒に暮らしてた群れの仲間たちです。カラヴィヤスに来る前は皆と一緒だったんです。いろいろあって、仲間たちは皆死んじゃったです」
ケシェット「…そうだったのか。群れのフェアリーか…」
リーフ「え、これみんな、仲間の墓なのか?こんなにいっぱいいたのか?!さ、寂しいだろ!?」
テマリ「大丈夫です。寂しくないです。てまりは皆の分まで生きると決めたんです。そのためにカラヴィヤスに来たです。カラヴィヤスである理由もあるんですが。でも皆さんは、学校に関係なく、多くの生徒たちのお手本です。だからてまりも皆さんをよく見てお手本にして、強い冒険者になるんです。仲間のためにも、てまりは成長します」
フローラ「前向きね。なんか大丈夫そうよ」
ライナルト「そっか。テマリは強いんだな。君が大丈夫って言うなら信じるよ」
シエテ「テマリさん。仲間たちの分まで頑張ってください」
テマリ「……なんか、いろいろ話してしまってごめんなさい。帰りましょう。その前に報酬です。受け取ってください」
フェアリカードをもらった!
里帰りを完了しました!