▽ 文化祭

レベル:★★★★☆☆☆☆☆☆
記入者:イレネオ
「来たぜ文化祭! ちょっと協力してくれ!」


シエテ「…実習から帰ってきて、改めて学園内を見て回りましたが…趣のある学園ですね」
リーフ「でしょでしょ」
ケシェット「さすが。長い歴史を持つ学園は違うね。雰囲気もいい感じだ。初心者が集まるのも納得がいくよ」
フローラ「ベラベラ喋ってないで依頼受けるわよ」


ユガ「文化祭。もうすぐ開催ですわね。毎年楽しみなんですのよ。冒険者を育成する学校では数少ない娯楽イベントですから。他校の生徒も集まってくるぐらいの規模なのですわ。わたくしも図書室で何か出来ればと考えています。当日は是非顔を出しにきてほしいの。
文化祭についてイレネオ先生が、何か手伝ってほしいみたいですわ。詳しくは購買部に行って、先生から話を聞いてちょうだい」


《購買部》
イレネオ「よおアンタら! もうすぐ文化祭だな! さっそくだが至急100,000ゴールド集めてきてくんねえか?」

リンアイ「は?」
ライナルト「じ、じゅうまん…?」
シエテ「…?? ………???」


イレネオ「何だいその顔」

ケシェット「お言葉ですが先生。その100000ゴールドの使い道を教えていただけませんか?」
フローラ「賢明ね」


イレネオ「100,000ゴールドの使い道? あんなぁ…………よく聞け。ここは購買部だ。生徒らが文化祭で商売ド素人のクセに模擬店とか出すのはいいけどよ、まあソレも楽しみってもんだしな。そうやって知らねぇことやって学べることもある。だがな、売りモン扱ってるアタシが、そんな生徒らの模擬店と同じ規模で購買部展開してりゃ示しがつかねぇだろ! そこでだ! 文化祭までに金集めて、購買部をガラッと一新しようってのさ!」

リーフ「なるほど!!!理解!!!!」
リンアイ「思い切った決断だね」


イレネオ「っつーわけで再度言うぞ。アンタらには100,000ゴールドを集めてきてほしい。文化祭までそう時間は残されてねぇ。わかったらさっさと行ってきな!!」

ライナルト「理解したけど、自分で集めないのかな…」
シエテ「同感です」
ケシェット「何日も店じまいするわけにはいかないんだろう。時間かかりそうだけど、集めてこようか」
フローラ「絶っっ対イレネオ先生の方がお金持ってるわ…」



<100,000ゴールドを手に入れて購買部>
イレネオ「100,000ゴールドは集まったか?」

リーフ「勿論っすよ先生!!はい!!」

イレネオ「マジかよ! アンタらに頼んで良かったぜ!よし、こんだけありゃ足りるな。わりィが、文化祭まで購買部を閉める。新しくなったモンをドンッと見せたくてな。文化祭まで楽しみにしとけよ!」

ライナルト「結局店閉めるのか!!!!!!」
リンアイ「仕方ないね。暫くは購買部使えないってこと、他の生徒にも伝えよう」
リーフ「あ〜〜新しい購買部楽しみだな〜〜!!!」




──文化祭当日

シエテ「うわ…!これはかなり賑わってますね!」
フローラ「何よ、楽しそうじゃない!こんな楽しそうな文化祭、もっと前に知りたかったわ!」
ライナルト「うひゃ〜!楽しそうだ…これは1日潰せるな!何処から回ろうかな!」
リーフ「あ、デミノ先輩だ」


デミノ「……あ、皆さん。コンニチハ。文化祭、楽しんでますカ? 良かったら一緒に模擬店を見て回りませんカ? 今年もたくさんオイシイものが出てるんデス。少しなら奢りますヨ」

リンアイ「やったね。皆で行こうか」
ケシェット「模擬店を食べ歩き…悪くないね。彼女のおごりで何か美味しいものが食べられるならなお良しだ」
フローラ「アンタ上級生でしょ」


ライナルトたちはデミノと一緒に模擬店を回ることにした


《グラウンド》
デミノ「騒がしイ…あれは何ですかネ。誰かが暴れてるんでしょうカ。楽しい日なのに勿体ないデス……ここはワタシが……」

リンアイ「楽しみをぶっ壊す奴?あたしも許せない」
ライナルト「どうどうどう!!落ち着いてください!!」
フローラ「待って、誰か来たわよ」


レント「おうおうおう! この学園の秩序を乱す奴ァ、俺ら治安維持部隊が許さねぇぞ!」
デミノ「あれ。誰?」
レント「ジャンバールの奴だな? ちょっとツラ貸せ!この学園で騒ぎ立てて生きて帰れると思うなよ?!」

リーフ「お、静かに去っていく」
シエテ「…………情けないですね…ジャンバールの名の恥です…他校まで行って暴れるのはやめてほしいですね…」
ケシェット「同感だよ」
ライナルト「レント先輩!それにシャルナク先輩も!」


レント「よォお前ら。文化祭は楽しんでるか?」
デミノ「レントじゃないですカ。そのタスキは何ですカ?」
レント「これか? 監督生になったからという理由で、シャルナクと一緒に文化祭の治安維持隊として動いてんだ」

シエテ「治安維持ですか…文化祭なのに、そういった活動をされるのは尊敬します」
リンアイ「2人で大変そうだね。あたしも混ざっていいかな」
フローラ「それこそパルファンの恥よ!やめなさい!」
リーフ「血の気が多いな、リンアイ先生は」


レント「揉め事があったら言ってくれよな。俺とシャルナクがすぐすっ飛んでいくからよ」
シャルナク「はあ…お前に任せているといつ手を上げるかヒヤヒヤさせられるぞ。屋上から荒くれ者を狙い撃ちする方が俺の性に合う」
レント「そっちのが悪質だぞ!?」
シャルナク「それにしても、他校の生徒がここでトラブルを起こす意味がわからんな…。楽しみに来たのに喧嘩をして帰るなど、数少ない娯楽が台無しだろうに。次はあっちだ。行くぞ」
レント「治安維持も暇じゃねぇな。ホントは俺も模擬店回りたいんだが。じゃ、楽しんでこいよ!」

レントとシャルナクは何か言い争いをしながら去っていった

ライナルト「仲良しだなぁ……」
シエテ「お二人は結構な頻度で一緒にいる気がします。近しい関係なんでしょうかね」


デミノ「ワタシたちが楽しめてるのも、先輩たちのおかげなんですネ。後でお礼を言いましょウ」

ケシェット「皆が楽しむためには誰かが苦労しなきゃいけないってことだね」
リーフ「ハァアアア…シャルナク先輩……先輩の後はおれが継ぎます…」
フローラ「アンタに出来るの?」
リーフ「努力!!!します!!!」


デミノ「そういえばユガ先輩は図書室で何かすると言ってましたネ。見に行きましょうカ」

リンアイ「そういや、当日はぜひ来てほしいって言ってたね。行こうか」


《図書室》
ユガ「あら皆さん。来てくれてありがとう。文化祭は楽しまれてます?」

ライナルト「はい!おかげさまで!」
リンアイ「他校の文化祭はいいね」


デミノ「ユガ先輩。何をされていたんですカ?」
ユガ「古本屋をしていましたの。傷んだ本を安くで売って、要望の多い本をその資金で購入する。古本は貰い手が見つかるし、新しい本も買えるから一石二鳥ですのよ。おかげさまで古本は完売いたしましたわ」

フローラ「へえ。結構経済的じゃないの」

ユガ「ところでレントとシャルナクはちゃんと治安維持をされてました?」
デミノ「先ほど騒ぎを起こしてた生徒たちを追い払っていましタ。レントは拳をブンブン振り回していましたシ、シャルナク先輩は屋上から狙い撃つとか言ってましたノデ、そのうち本当に手を上げるかもですネ」
ユガ「暴力沙汰にならないようにはわたくしから口を酸っぱくして言ってますので、何かあればわたくしに報告を。
そういえば、購買部が随分と派手になっていましたわ。貴方たち、イレネオ先生の依頼を受けたのなら、顔を出してみてはどうです?」

ケシェット「あ、忘れてた。購買部が新しくなったんだってね」
シエテ「そうでしたね」
リーフ「購買部!!購買部!!」


デミノ「購買部、ですネ。行ってみましょウ」


《購買部》
イレネオ「ジャジャーーーン!! どうだ見てみろ! この規模の購買部は!! こんな規模、どの学校にも未だかつて無いものだぜ?」
デミノ「す、すごい…………」

リーフ「す、すっげ〜〜〜〜〜!!!!!!」
フローラ「……あらやだ、開いた口が塞がらないわ。どうやったらこんな大きく出来るのかしら…」
リンアイ「想像以上の規模だ…イレネオ先生、こだわるところはこだわるね…」


イレネオ「今日は文化祭特典として特別なモンも売ってるからな。おかげさまで店も大大大繁盛だ。いやぁ、文化祭まで閉めといた甲斐があったぜ。リニューアルオープンのチラシもデカデカと貼ってたからな」
デミノ「これからもお世話になりまス」
イレネオ「おうよ、文化祭以降もこの規模で購買部を展開すっから、冒険に役立てな!」

ライナルト「これはエテルノ学園の生徒として誇りに思える購買部だな!」
ケシェット「ジャンバールも少し頑張ってほしいな。そのためにも俺たちが頑張らないと」
シエテ「先生たちのサポートがあってこその、冒険者生活ですね。これからも存分に頼りましょう」


購買部の品ぞろえが増えました!
文化祭を完了しました!


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