▽ エピローグ
アマネセル「集まりましたね。それでは会議を始めます。早速ですが、先日の騒動について報告をお願いします」
ボア「カスミがヤベェことした」
シン「もっと具体的に!!」
ボア「ウチの生徒を一人追放したって話はそのときにしただろ?そいつが霊園の魂を解放して魔物化させて、パルファンを潰そうとした。それに成功してたら他の学校も潰しにかかってただろうね。まあ無事阻止したがな」
シン「大変だったねぇ……」
ボア「ホントそれな!!しかしまさかテメェの生徒に助けられるとは思わなかった。テメェはゴミみたいな校長だが生徒は優秀だな。ちと見直した」
シン「ボクはちょっと傷付いた」
ドバル「それで。問題、詳細は」
ボア「アイツから少し話を聞いた。アイツはパルファンに在籍していたとき、学院のトップを争ったとはいえ、あんな力を持っちゃいなかった。追放した後に力をつけたんだろうが、とはいえ数ヵ月前の話だ」
シン「数ヵ月でたどり着けるようなチカラだったの?」
ボア「いや、よっぽどのことがないと無理だね。アタイに匹敵するモンだったよ。何をしたんだと聞いてみりゃ、
差し出されたモノを飲んだんだとさ」
ドバル「差し出された、モノ。誰に?何を?」
ボア「誰に貰ったんだとか、飲んだものは何だったんだとかは答えてくれねぇ。それを聞くとアイツは怯えた顔になってブルブル震えてた」
シン「口止め、か。それも強く。脅されたのかな」
ボア「あーでも…
カラスがどうとか言ってたな」
アマネセル「カラス?」
ボア「カラスが人語を発したとかほざいてた。どっちにしても、力を増幅させるソレを誰かがバラまいてるってことだ。コイツぁ警戒するに越したことはねぇ。被害者が増えちまう前に食い止めないと大変なことになるぞ」
ドバル「飲むだけ、ボアに匹敵する。力を増幅させる。そのアイテム、危険だ。生産元、特定」
シン「どうやって?」
ドバル「……(考える)」
アマネセル「……カラス、ですか。私には一つ、心当たりがあります」
シン「えっ、それは……?」
アマネセル「………、………………」