▽ カラクリの心

レベル:★★★★★★★☆☆☆
記入者:サーレス
「機能停止してしまったアルガーディアンのために、手を貸していただけたらと思います」


ピコ「カラクリの心ですねー。ちょっと困ったことになったんですー」

シエテ「困ったこと?」

ピコ「各迷宮にアルガーディアンがいるのは知ってると思うんですが、その数体が動かなくなってしまいましてー。ちょっとお手伝いをお願いしたいんですー。サーレスはここにいますので、詳しい話は彼から聞いてくださいねー」

リーフ「掲示板に書かれてた字、すげーキレイだった。模範的な字って感じ…」
ケシェット「そうだね。さて、サーレスはっと…いたいた」


サーレス「日々の任務お疲れ様です。……どうされましたか?」

ライナルト「依頼、受けに来た!」

サーレス「依頼を受けてくださったのですね。感謝いたします。
ティヴァウムの花園の瘴気は微量ながらではありますが、かなり広範囲に及んでいます。迷宮を守護するアルガーディアンたちを着実に侵し、つい先日、複数体のアルガーディアンたちが機能停止をしてしまったのです。瘴気がアルガーディアンにとっても有害であることはわかったのですが、アルガーディアンが機能停止したままだと治安の維持が不可能になります。これは我々としても手痛いことです」

リーフ「なんてこった!え、広範囲って、どこまで…??」
フローラ「ここにいても何も感じないし、今までの生活にも支障はなかったわよ。どういう仕組みなのかしら」
シエテ「微量であれば、回復魔法で治るものなのでしょうかね」
ライナルト「考えるのは後にしよう」


サーレス「そこで貴方たちには、停止した個体分の回路図を探してきてもらいたいのです。停止した個体は10機。つまり、回路図を10個お願いしたいのです」

ケシェット「回路図か」
リンアイ「え、10機も止まったの?それ大丈夫?」


サーレス「かろうじてアルガーディアンが残っているため、あまり急ぎではありません。決して無理はなさらないでください。任務のついでに少し迷宮を見て回る。その程度で結構です。それでは、よろしくお願いいたします」

ライナルト「わかった、探してくるよ」
フローラ「で、さっきの続きなんだけど。そうねぇ…暗夜遺跡ぐらい濃いものだとあからさまな症状が出るのよね。濃度が低いとそこまで影響はないのかしら」
リンアイ「でもアルガーディアンたちを少しずつ侵していったってことは、迷宮に出回るたびにあたしたちにも瘴気が積もるわけで」
シエテ「迷宮で怪我をすると回復魔法を唱えますけど、そのたびに蓄積した瘴気も一緒に消えている、って考え」
ケシェット「そうそう。各学校は校長たちによって結界が張られてるみたいだよ。モンスターたちが近寄らないようにするためとか。…中で発生したらどうしようもないけどね」
フローラ「UBの件はどうなのよ」
ケシェット「アイツらは規格外なんじゃない?」
リーフ「休めば治る、とか」
ライナルト「アルガーディアンは回復の術を持ってないとか。…サーレスは大丈夫かな」
リンアイ「ハードな生活してるもんね、アルガーディアン。ずっと迷宮にいるわけなんだから、そりゃガタが来るよ」
フローラ「人とは違うってことで結論づけときましょ」
ケシェット「それだとアルガーディアンたちが脆弱って意味になるぞ…」



《回路図を10個手に入れて事務室》
サーレス「日々の任務お疲れ様です。依頼の件ですが、進捗のほどは」

ライナルトたちは回路図をサーレスに渡した

サーレス「これは……。ありがとうございます。これでアルガーディアンたちの修復ができます。お忙しい中、我々のために時間を割いてくださり感謝します」

シエテ「…まったくと言っていいほど表情が変わってない」
フローラ「結構苦労して集めてきたのよ。もうちょっと嬉しそうな顔したらどう?」


サーレス「……あまり嬉しそうではないように見えますか? ……そうですね。そう見えて当然かと思います。我々アルガーディアンは迷宮を守護し、モンスターたちが迷宮の外に出るのを防ぎ、世界の治安を維持するために作られた存在。上からの命令にただ従う道具でしかありません。我々に心などあってはならないのです。強いて言うなら、アマネセル様がお喜びになることを至高だと考えます。それは私も同じです」

リンアイ「過酷な運命だな。誰一人としてそれに反感とか疑問を抱かないのが凄い」
リーフ「そういう風にプログラムされてるんじゃね?あんだけいるガーディアンたち皆が反乱したら此処ヤバいだろ」
ライナルト「すげえ。リーフが尤もなこと言った」
リーフ「お前はオレを何だと思ってるの???前からだけどさ!!」


サーレス「それなのにアマネセル様……お優しいのです。我々一人一人を労り、愛してくださいます。私はそんなアマネセル様をお慕いしています。少し前にアマネセル様が言いました。貴方には他のアルガーディアンたちが持ち得ないココロがあるからこそ、アルガーディアンたちの統制を任せられるのです、と」

ケシェット「心、か。サーレスには心があるんだな」
シエテ「アルガーディアンたちは自分のことを道具だと思ってるのに、アマネセルさんはそう思ってないみたいですね。…過酷でありながら愛されている。これも幸せのカタチなのでしょうか」
フローラ「何哲学的なこと考えてるのよ」


サーレス「私にココロ、ですか。アマネセル様をお慕いするのも、心があるからでしょうか。他の個体と、生まれも育ちも同じはずなのに。何故私にだけココロが?
…………。
……はっ。
探してきていただいて疲れている上に私のこのような話を聞かせてしまい、申し訳ありません。そしてありがとうございます。これは謝礼です」

究極の果実を5個貰った!

フローラ「は????????究極の果実?????しかも5個も?????????」
ケシェット「フローラがリーフみたいな反応してるぞ。長い付き合いの中で感化されたのかい?」
フローラ「うっさいのよワカメ!!!!」


サーレス「回路図を少し細工すれば、人と同じようなココロを得られると聞きました。他のアルガーディアンたちにもココロがあれば、この場も少し華やぐのでしょうか。アマネセル様の許可を得ることができれば試験してみたいと思います。はっ! まさかこの考えもココロがあるから!?
……。ココロとは不思議ですね。ココロと向き合っていけば、私も少し変われるかもしれません。ああっ、また長話を! どうぞマイルームでお休みください。私も少し作業をしたら休憩に入りますからご心配なく。次の任務も頑張ってください」

ライナルト「思ったより表情がころころ変わって面白いな。やっぱりサーレスは心がある」
シエテ「サーレスさん。性別どっちなんでしょう」
フローラ「何でそこ気になるのよ」
リーフ「よくよく見たら凄く整った顔立ちしてるよなぁ…美男子、美少女…オレはどっちでもオイシイと思います…」
リンアイ「今まで見てきた中で誰が一番顔がいいと思ってるの?」
リーフ「シャルナク先輩」
ケシェット「即答だね。俺はユガとかキレイだなって思ったよ」
シエテ「先輩!?」
ライナルト「クレールスさんはどこいった?」
リーフ「クレールスさんは!!!!!天使!!!!!!」
リンアイ「イケメンはあんまり興味ないけど、アケビ先輩はそこそこキレイだった気がするなぁ」
ライナルト「何となくわかる」
シエテ「もっと顔面偏差値高く生まれたかったですね」
フローラ「何の話よ!!!!!!!!!!!」


カラクリの心を完了しました!


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