本編のピアノ曲について

ブン太と音楽室に通っているとき然り、仁王や幸村君のときも然り、ヒロインが弾いてる楽曲のタイトルを、当初は明記するつもりでした。

でも読者の皆さんにお任せというか、想像してもらうのも縛られないという意味でといいかなと思い、『ゆったり穏やかな曲』とだけふんわりと伝えて、詳しくは書かない方向にしました。

あとは私の妄想ワールドがダイレクトに伝わってしまうのも、なんだか恥ずかしくなり(今更)。先の展開でも、このシーンはこの曲弾いてほしいなっていうのは頭のなかに鮮明に描いています。
本編では明記しなくても、こちらのあとがきでは、実はこういう曲弾いているイメージですってつらつら書いて発散していく予定です。

たとえば『新たな来客』で仁王が聴いてたのはドビュッシーの「月の光」を実はイメージしてます。
本当に綺麗ですよね、儚くて美しい。
私自身も夜に聴くことが多いんです。執筆中も何度も聴いておりまして、もう必須です。

そんな曲でも、この人が弾いてる月の光が好きっていうのはやっぱりありまして、その感覚を『あじさい』で伝えてみました。あのあと幸村君は家でしっとり聴いてたのかなとか想像しますと、それもまた似合ってていいなーなんて思ったり。

大事なシーンでは、本編でも曲名は書くつもりです。

もしこのなんてことない、あとがきをきっかけに、月の光を聴いてくださる方がいたら嬉しいです。



  

神さまの通り道

scene