招かざる者たち

メダリオンの儀式が行われようとしている東の海のとある島に招かざる者たちが接近していた。

小さな小型船で黒い旗を掲げている
船内の甲板では男たちが今か今かとその島を獲物を狩る目で見つめていた。
男たちが持っている武器は刀や銃と言った物騒な武装をしている

「本当にこの島であってるんですか?ログポースにも反応しませんけど‥‥こんなところに島があったなんてしらなかったっす!」

部下の一人がリーダーであろう男に声をかけた

「そうだ、伝説の島はログポースが示さない島としても有名だ‥‥だから、行こうとしていける島ではないんだ

それにそこには戦うすべを持つものなんて少ないらしいからな‥‥島に入っちまえばこっちのもんだ」

「なら俺たちには楽勝な仕事っすね!」
「あぁ、だがな‥‥俺たちの取引相手ジョーカーからの絶対条件がある」

というと男が「なんすか?」とたずねる

「伝説の島にいる「子供ガキ」には傷をつけずに五体満足で丁重に扱え。そしてジョーカーの前に連れてこいという命令だけだ」

「‥‥え、ガキって‥‥もしかして今回の任務ってガキを誘拐することなんすか?」

いかにもめんどくさそうな、面白くなさそうな表情をする男にリーダー格の男がニヤリと口角をあげ「まぁ、そんな顔をするな。その任務を受けたのにはほかにも高報酬をもらえると聞いたからだ」と答えると男はピクリと反応する

「ジョーカーが奮発すると言ってくださった

今回の報酬は8億だそうだ‥‥」

そう答えると男たちは「おぉおー!」と感嘆の声を上げる
正し、失敗すれば俺たちの命も危うい‥‥必ず成功させるぞお前ら!!と声をかけると
武器を掲げて「おおおっーーー!!」と雄たけびをあげる

見張り台にいた男が双眼鏡を片手に上から叫んだ

「お頭―!島に着きました!」

「よし、てめぇらしくじるなよ?行くぞ!」
と島に侵入していった‥‥。

誰もこの島に立ち入ることがないためアラン達は未だに侵入者がきていることに気づかないで儀式が進行されていた