Philia
せいさくちゅう
任務から帰ってまず私がする事は、報告書を書くこと、ではなくシャワーを浴びることだ。何故か分からないが習慣というヤツだ。
キュッと音をたてた給湯栓に手を置いたまま、視線は排水口に渦を巻いて吸い込まれる赤が混じった液体をただ見つめていた。
これは今日の任務で、対象者を仕留める時についた所謂返り血だ。それも身体全体に付けてしまった。
「……ふっ……」
ぽたぽたと頭から雫が流れて不快に思いながらも、流れ終わったそれを
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