「アラスターってぶっちゃけ恋人としてどうなの?」







・アラスターと恋人前提、序盤はエンジェルとの会話

「なぁ名前、聞きたいんだけどアラスターってぶっちゃけ恋人としてどうなの?」
「完璧!むしろ完璧すぎるくらい!」
「へぇ、例えばどんなとこが?」
「色々あるけど…些細な変化にも気づいてくれる所とかやっぱり嬉しいかな。髪とかネイルとか絶対気づいて褒めてくれるんだよね」
「あ〜確かにそれは嬉しいかも。どういう感じで褒めてくれんの?」
「えっとね、」

『いい色のネイルをしましたねmy dear, 貴女に合っています。血も滴るような赤…思わずしゃぶりついてゆっくりと噛み砕き、甘やかな味わいをずっと舌で転がしていたくなるような…生唾を飲む美しさです。手を握っても?』
 
「………あー。ちなみに、髪の方は?」
「髪の方は、」

『おやmy dear, 前髪を2.1mm・後ろ髪を3.8cmほど切ったのですね。よくお似合いですよ。…髪の色も、順調に私の色に近づいて来ているようだ。あと何cm髪を切ったら全て私の色になるのか、楽しみで仕方がありません。…ああですが、切られてしまった髪の方を惜しく思う気持ちはちゃんとありますよ?私は、貴女を形作る全てを愛おしく思っているのですから。それはよくお分かりでしょう、darling?』

「…あのさ、ごめん、言っていい?」
「?」
「それ名前は怖くないワケ!?」
「えっ、怖い…?」
「だって普通に考えてさ!…いや、でも名前が幸せならいいのか…?」
「はい!そういうことデス!」
「うわ、急に出てきた…」
「彼女と私がいいのなら、それでいいんです。……ですから、部外者は余計な口を挟まないでいただきたい」
「……」
「待ってアラスター、エンジェルは私の話を聞いてくれてただけだから怒らないであげて?」
「……そうですか、貴女がそう言うのなら。では、私達はこの辺でお暇しましょうか」
「あれ?何か予定とかあったっけ?」
「先ほど出来たのですよ。“私がどう完璧なパートナーなのか”を貴女からじっくりと丁寧に説明していただくという、大事な急用がね」
「え!?最初から聞いてたの!?」
「色々ある、と言うんですからよほどたくさんあるんでしょうね。期待していますよ、darling?」
「…!」
「おや、簡単に顔を赤くして…そんなことをされては、頬に齧りつきたくなってしまいます」
「…もう、こんなときにもそんな冗談言って」
「…冗談?オイちょっと待てよ、今名前冗談って言っ」
「ハイ!これにて失礼しマース!」

「あーあ、連れてかれちまったか。……あれって、もうとっくにアラスターの洗脳済みなのか、気づいてないだけなのか、それとも…どうなんだろうな。…ねぇ、ちょっと聞いてる?ハスク?」
「…………知らん」
(最初からずっといたけど絶対に関わったら面倒になることが分かっていたので終始無言に徹していたハスク)
 
 
 
 
 

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