悩んでいる様子の恋人を問い詰めたら「何でもない」と言われてしまった爆豪





定期的に家に訪れる恋人の彼。今度来たときは何作ろうかな、と自信を持って作れる料理のネタが切れてきて、結構悩んでみたり。しばらく悶々としていると、背後から「…オイ」と声が聞こえる。

振り返ればそこには不機嫌そうな彼の顔。「どうしたの?」「そりゃこっちのセリフだわ」彼の言葉に首を傾げれば、「…一日中、上の空だったろ。何かあったんか」と珍しくこちらを気遣うような声が。「…大丈夫、何でもないよ」料理のネタ切れなんて恥ずかしくて言えないから、軽く嘘をついて微笑する。些細なことだけれど、彼がそれに納得するはずはなく。「何隠してんだ」「……」「こっちはてめぇの醜態散々見てきてんだ、今更失望することもねぇだろ。いいから話せ」…なんかその言いよう納得いかないなぁ、と思いつつも、彼の言葉に促され、「…今度かつきくんが家に来たときの料理考えてて…」と、ぼそり。「…は?」すると素直に言ったのにもかかわらずさらに眉間に皺を寄せられる。「んな事であんな悩む訳ねぇだろ嘘つくな本当のこと言え」「いや本当だって、」「ウソ」「嘘じゃないの!」恥を忍んで言ったのに嘘だと言われるから少し語気を強めて言い張れば、一呼吸置く彼。そして次には「ハッ、もし本当にンな下らねぇ事で悩んでんだったら、これから俺が毎日てめぇに3食飯作ったるわ。そんでお前は一生悩むな」と言ってくるからびっくり。「え、それって…同棲ってこと?」「……てめぇまさかさっきの話、」「…うん、本当なんだよね」「「……」」そこからなんやかんやあったけど流れで即同棲して、気づいたら結婚してた。この話は以後、はばつメンバーによって酒の席で語り継がれたとかなんとか。もっといい始まりもあったかもしれないけど、こういうきっかけもいいよね?




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