ロロくんとララちゃんが友達のお家でお泊まりをした日。その日は、彼と甘い夜を過ごして。
カーテンから差し込む暖かな光に目を覚ますと、怠い体に鞭打ち、2人は起き上がる。すると、下半部に違和感を覚えた女の子。下を確認してみると、シーツには赤い染み。それを見て一気に覚醒するも、ショックで固まってしまう。そんな女の子の様子に気づいた彼は、女の子の目線の先を見て何が起こったかを即座に理解し、 傍に寄ってきてくれる。
「っ大丈夫か!?あぁ、えと、とりあえず着替えて来いよ!俺シーツ洗っとくからさ」
彼に促され何とか着替えるけれど、頭は呆然としたまま。脱ぎ終わった赤に染った服を見ていると、じわりと涙が滲み、流れ落ちる。
「シーツ、意外に落ちそうだぜ…って、おい…どうしたんだよ…?」
肩を震わせ俯く女の子にロディは駆け寄っていく。
「…申し訳ないし、恥ずかしくて…ごめんね、ロディ…嫌いに、ならないで……」
ごめん、ごめん。口から零れるのは、彼への謝罪の言葉。彼はそんな女の子の冷えた手を、 両手で優しく包み込んで。
「…俺さ、女じゃないからお前の苦しみとか本当の意味で分かってあげられねぇと思う。けどさ、分かろうとする努力は怠りたくない…嫌いになんて、なるわけねえじゃん。お前の全部、 俺が受け止めるから」
…だからもう泣くなよ。
彼のあたたかい熱が、女の子の冷えた手を、体を、心を、温めていく。慈愛のこもった彼の顔に微笑みかける頃には彼への信頼と愛情で胸がいっぱいになっていた。