確信犯の秋山さん





好きな子のことがめちゃめちゃ好きな秋山さん、好きな子も自分のこと好きだってわかってるのに気付かないふりしてる。その子の仕草のひとつひとつから好意が伝わってくるのが可愛くてしょうがなくて、まだ見てたいなぁ、もうちょっとだけ、って勝手に一人で両片思い楽しんでるのだいぶいい性格してる。

でもしばらくすると好きな子に触れられない現状に耐えられなくなってくる秋山さん。好きな子と一緒にいるときなんの前触れもなく、

「名前ちゃんってさ、俺のこと好きでしょ?」

ご飯行かない?感覚で軽くそういうこと言ってくるのやばすぎる。好きな子の方は赤くなったり青くなったりで軽くパニックになっちゃうんだけど、

「実は俺も名前ちゃんのこと好きなんだよね」

さらに追い討ちかけてきて卒倒しかける。とにかく急展開過ぎてついていけなくて、え?なにこれ夢?状態になるんだけど、

「名前ちゃんに触れる権利が欲しい。他の誰にも渡したくない。ねぇ、俺の恋人になってくれる?」

って手握られたら、断る選択肢ないよね…。




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