「私は決して神などではありません。というか、私が神に見えます? ただ人よりちょっとだけ強かっただけですよ」

「この木の枝から何かを作れないか考えているところです。簡単に手に入るものから役に立つものが作れたら節約にもなりますし、冒険にも有利ですからね」

「とある人物の情報が欲しい、ですか。ええ、確かにその方のことであれば多少は存じておりますが……どんな些細な情報でも構わない、と仰るのであれば。ただし私は普通の旅人ですからね、お役に立てる情報とは限りませんよ?」

名前:シラサギ
種族:ドンカラス♂
性格/個性:慎重/――
年齢:20歳
一人称/二人称:私/君 〜殿
身長:169cm
好き:工作
苦手:閉所 過保護な人
主な技:つじぎり

とある場所で神様と呼ばれていた青年。
元々人里離れた山奥にある、胡散臭い逸話や神話が多く伝わる土地で生まれたがその神話のひとつに「▲年の満月の夜に生まれた赤子は神の生まれ変わりである」という内容のものがあり、その神話を信じた村の大人たちに村で▲年の満月の夜に生まれた唯一の子というだけでずっと神のように扱われていた。
実際には特別な力も持たず当然ながら神でもない子供が大人の望むような存在にはなれないことを本人は悟っていたが幸か不幸か幼い頃から戦闘力だけは大人顔負けだったこともあり「この力はより高次の存在へと至る証である」と信じられていた。

3年前に故郷が嵐に見舞われ、その対処の為に大人の注意が自分から逸れたタイミングで故郷を脱走。数ヶ月ほど山を彷徨った末に人里へ辿り着きその後は旅人として各地を転々としていた。
慎重な性格故に目的地までの道のりや目的地で争いが起きていないかは念入りに調べておりそこそこ情報通。その情報を売ることで旅の資金を得る情報屋のようなことをしていることもある。
故郷ではシラサギを祀る為に大人たちが建てた小さな神殿に強引に住まわされ、許可なく外出することも許されず外出するときは護衛を最低でも三人つけなければならない生活を強いられていた。
その為、過保護を嫌っている。また、恐怖症というほどではないが閉所もあまり好きではない。
半ば軟禁状態だった頃は神殿内で工作して暇を潰していたので手先は器用。今でも旅に必要なものなどはよく自作している。


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