「いやぁ、オレはオレを襲った子供に興味があっただけだよ。一目見ただけでコイツは強いなって確信したからね」

「救い手の薬売り、ねぇ……オレはその時偶然流行っていた病に効く薬を持っていただけでオレ自身がすごい薬を作れるってわけじゃないさ。全て偶然が重なった結果だ」

「毒も正しく使えば薬になる、ってことさ。例えばこの植物が持つ毒は薄めてこの木の実と混ぜれば別の病に効く薬になるし、こっちの毒は痛み止めとして使うこともある。まあオレは毒草を見分けるのは得意ではないんだけど」

名前:ヤブサメ
種族:ブニャット♂
性格/個性:頑張り屋/――
年齢:25歳
一人称/二人称:オレ/お前 君 呼び捨て
身長:171cm
好き:旅商人の仕事
苦手:家事
主な技:さいみんじゅつ

ヒスイ地方を巡る旅商人。祖父母の代から一族で旅商人をしており、ヤブサメも物心ついた頃から親と共に旅をしては薬草や薬草から作った薬を売り歩いていた。
様々な土地を渡り歩き特定の場所に定住することはないが、何年か前に流行り病に苦しむ村を救ったことがあり(村に立ち寄ったときに偶然その病に効果がある薬を仕入れていただけではあるが)その噂が「救い手の薬売り」としてヒスイの各地に広まってしまい薬を売る旅商人としてはちょっとした有名人。

旅が長いので一通り自分の身を守る術は習得している。また、自分や売り物を守る為に護衛を雇うことも多いので他人の戦闘力をすぐに見抜くことが出来る。
自分を襲撃した盗賊団を返り討ちにし、身代わりとして置き去りにされたエトピリカのことを気に入り彼女を取り締まらず生活も保証する代わりに自分の護衛として側に置くことを半ば一方的に決めた。
商人ではあるが本人は最低限の生活を送れたらそれでいいと思っており、あまり売上などを気にしていない。
旅商人としての仕事は好きだが「未来では旅をしながら商品を売り歩く時代ではなくなるのかもしれない」と感じていて将来生まれるかもしれない自分の子や孫に同じ仕事をしてほしいとは思っていない。
子供の頃からどこかに定住することがなかった為に家事全般が苦手。辛うじて洗濯は出来る。料理に関しては切って焼けば同じだと思っているのでヤブサメが作るものは適当に炙っただけの料理とも呼べないものばかり。とはいえきちんと火を通しているし余計な味付けもしないので「素材をそのまま焼いただけ」の味はするし決して食べられないものではない。


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