memo

※七海と付き合ってる前提で総受けまでは行かないけど総構われ風味。
好意抱いてる子もいる

七海

薄い唇がこちらに迫る。そっと触れて、離れて、触れて、隙間ひとつ許さないとばかりにぴったりと唇同士が交わって、水音がした。その淫靡な響きに肩をぴくりと震わせると、七海が後頭部にそっと手を添える。七海の大きな手は、頭をすっぽり覆って、添えられただけのはずの手から逃げる事はまず叶わない。交わった唇にうっすらと開いたその隙間から熱い舌が侵入する。丁寧に愛撫をするように舌を絡められると、口の中がいっぱいいっぱいになって、呼吸が苦しくなる。唾液が口端から零れ落ちそうになっている感覚がして、拭いたいと思う暇もなく七海の大きな口がそれを吸い上げると、また舌が絡んだ。長い、との意味を込めて少し胸板を押してみるも、まぁ効果は無い。むしろ上顎を舌先で擽られてしまい、従順な体はすぐに快楽を拾い上げて、腰がびくん、と跳ねた。恥ずかしい。どうか、気づかれていませんように、と酸素が薄くてぼんやりする頭で考えていると、腰をそっと撫でられた。
漸く唇を離した七海は意地悪な笑顔を口元に浮かべていて、文句を言ってやろうとした唇は、またすぐに塞がれてしまった。