memo

※七海と付き合ってる前提で総受けまでは行かないけど総構われ風味。
好意抱いてる子もいる

七海

いつの間に眠っていたのか、うっすら開いた瞼の隙間から飛び込んできた照明の眩しさにもう一度目を閉じようと身動ぐと、頭上から声が落ちてきた。
あ、起きた?
心臓が大きな音を立てるのと同時に目を見開くと、視界に映ったのは優しげに微笑む彼だった。疲れてたんだね、と額にかかった髪を梳き分けるように撫でられて、寝起きでぼやけた頭が段々と鮮明になっていく。自分の頭が乗っているのは、おそらく彼の膝の上だ。もうちょっと寝ててもいいよ、なんて頭を撫でながら言う彼の声は、泣きそうになるぐらい甘くて優しい。言われた通り、疲れているのだろう。無意識に手を伸ばして彼の細い腰に腕を回し、薄っぺらな腹に顔を埋めた。ふふ、と空気の揺れる音がする。甘えたさんだ、と言いながら頭を撫でられて、このまま一生、呪いなんて縁の無さそうなこの柔らかな幸せが続けばいいのに、と願った。