空を飛べなくなるくらい

「ナマエちゃんのこと、ずっと好きだったんだよね」

 正直なところ、やっぱりか、と思った。

 卒業証書の入った筒を持ったまま、今日で最後らしいハートのスートを顔に描いた男に手招きをされるがまま、鏡の間から外れた人目につかないところに移動した。最後なのに、見慣れた赤色じゃなくて黒色なのは、伝統だから仕方がない。手招きされたときから、トラッポラの表情や、このタイミングで、それから今までの私に対する行動を思い返しても、告白される、としか思わなかった。
 冗談だなんて疑わなかった。彼が、私から目を逸らさずに、稀に見せた真剣な表情を向けてくれたから。だから、私も茶化さずに、同じ熱量を返した。

「……ごめんなさい」

 トラッポラが私のことを好きだっていうのは、薄々気づいていた。けれどその中で、もしかしたらそういうノリなんじゃないかって思って、私もからかい返す。でもやっぱり、今までの行動ひとつひとつはそういう意図があったんだ、と腑に落ちた。
 彼は熟れた果実みたいな目を見開いてから、眉を下げては失敗したような笑顔を浮かべた。胸が、痛い。告白することがどれだけ緊張して、どれだけ期待して、どれだけ勇気を要するものかは、私だって知っている。ミドルスクールの頃の初恋は、私が告白する側だったから。ついでに、振られることがいかにショックなことかも、何日も寝込むものだってことも知っている。けれど、どうして振る側の私が、こんなにドキドキしているのかはわからない。
 今まで、「告白されたら付き合うよ」と言っていた。だからトラッポラも告白したのかもしれない。けれど私にとって彼は例外だった。嫌悪感なんてない、むしろトラッポラと一緒にいると素が出せて楽だった。だからこそ、友達から恋人になる想像はつかないし、それに加えて、この心地よい関係が崩れてしまうのが怖かった。

「そっか。……そうだよな」
「ごめん、嬉しいよ。……ありがとう」

 あとは、就職っていう新しい環境に置かれるから。もし、在学中に告白されていたら、OKしていたのかもしれない。いや、今回だって、人によっては付き合っていただろう。いくら「誰でもいい」といっても、そのときにならないとわからないことだってあるんだな、と思った。
 嬉しいのは、本当だ。彼はきっと私に告白する気はなかっただろうし、以前、付き合ったことはあるけれど告白をしたことはないと言っていたから。本当に私のことを好いてくれているのなら、彼なりの勇気を振り絞ってくれたのだろうと思う。

「いや、いいよ。うん、そうだろうと思ってた」
「……怒らないの? 私、誰でも付き合うって言ってたのに」
「いや、なんで? 怒んないけど」

 けろっとした表情でそう言うものだから、ぽかんと口を開けたままにしてしまった。
 あれだけ言っていたのに、四年間彼氏の一人もできなかった。それもそのはず、告白してくれたのはトラッポラだけだったから。トラッポラがもし私にしたのが初めての告白なら、私もトラッポラが初めて告白をしてくれた相手になる。それに関しては、本当に、嬉しい。けれど、やっぱり実感は湧いていないから。

「ありがとう。……ごめんね、私、トラッポラが私のこと好きなの、気づいてた」
「だろうね。ナマエちゃんがそーいうのに気づかないわけがないもん」
「性格良くなくてごめんね」
「謝んなって。そういうとこも……好きだったからさ」

 平気そうに、でも少し寂しそうに言うそれは演技か本心か、胸が痛む。この立場になるまで、振る方にも勇気がいるなんて気がつかなかっただろう。それを気づかせてくれたのもトラッポラだ。
 申し訳なさによって目を合わせられず、少し下を向いていると、視界にテラコッタとチェリーレッドがフェードインしてきた。それも、つい一分や二分前に告白して振られたとは思えないほど、いつも通りの色で、私を心配するようないつも通りの表情だ。私の方が心配されてるなんて、馬鹿みたい。

「ありがとう。でも、トラッポラとの素が出せる関係が好きだから、その……」
「わかってるって。今まで通り、友達ね」
「……うん」

 まるで私が告白したんじゃないかってくらい、私の方が何故か落ち込んでしまって、目の前の彼はいつも通り私の肩に手を置いた。ぽんぽんと慰めるように叩かれると、こうしているのもトラッポラに悪いか、と思って笑い返す。私の方が振られたみたいだ。

「そうそう、そっち。就職しても予定合ったら飲みに行ったりしようよ」
「うん。うん、ありがとう」
「いいって、愚痴とかもいっぱい聞くしさ」

 トラッポラは、私よりもずっと大人だった。学生の失恋でこんな別れ方もできるんだって、教えてくれた。それに、何より、今までと同じ関係でいられることに、心からほっとした。

 ◈◈◈

 就職して一年は同級生とあまり会うことなく、もちろんトラッポラとも一度も会わなかった。皆、各々の仕事に慣れるのに大変だったのだと思う。私もそうだった。今でもミスは起こすし、覚えられないことばかりだけれど、周りに恵まれているおかげでなんとか形にはなっていた。
 二年が経つ頃、一番初めに連絡が来た同級生はトラッポラだ。年始の挨拶と同じ、マメな人だと思う。久しぶりのナイトレイブンカレッジの友人からの連絡に胸を躍らせつつ、けれど振った相手ともあり、ドキドキしながらメッセージ画面を開くと、表示されたのは簡易的な、たった一行のお誘いだった。

『そろそろ飲み行かね?』
「ふふ」

 二年前の約束通りだ。お互いが合法的にお酒が飲める歳になったから、だろうか。実はあれは社交辞令で、トラッポラが私のことを引きずっているかも、なんて思ったけれど、そんなのは私の妄想に終わってしまっていた。また前みたいに他愛もない話ができる。それだけで、心が躍って、髪は丁寧に巻いたし、かわいいピアスをつけては、低めのヒールも履いた。
 待ち合わせは、私の住んでいる町にある居酒屋の前。トラッポラも近いところに住んでいるらしく、けれど隣町らしいので、わざわざ会うには交通機関を使わなければいけなかった。

「お、やっと来た」
「待たせた?」
「待った」
「ごめん」
「いーよ」

 スートや赤色のアイメイクを施していない彼を見るのは、初めてかもしれない。髪も学生のとき以上に遊ばせて、背は三年生のときとあまり変わらないけれど、今日はヒールが低いからか、目線が追いつくことはない。どこか顔立ちが大人びているように感じるのは、一年生や二年生のときの印象がまだこびりついているからだろうか。
 時間通りだし、むしろ五分早くに来たから待たせたことはないと思うし、けれど、こういうのが心地よくて懐かしくて、つい笑みが零れてしまった。

「上司がマジでうざくてさ」
「でもなんとかしてるでしょ?」
「当たり前じゃん。むしろ気に入られてるし」
「流石要領のいい男」
「それ褒めてますー?」

 ほとんど初めて見る私服は、歳相応でシンプルなのにかっこいい。ネックレスまでつけて、色気づいている。しかし変わったのは見た目だけで、会話の内容やテンションはお互いにあの頃のままだ。久しぶりに感じた彼の香りは、あの頃と同じ甘くて良い香水の匂いで、青春時代が蘇ってきた。
 カウンター席で二人並んでは、焼き鳥を食べ進める。焼き鳥、砂肝、塩キャベツ、枝豆。その並びではとても違和感のあるチェリーのカクテルとレモンサワー。お互い、生ビールを頼むほどお酒が好きではないらしい。それぞれ喉に流し込むと、同時にぷはあ、と言った。

「あは、私たちもう歳だね」
「やめろって。てかナマエちゃんが焼き鳥食べてんの新鮮」
「そう?」
「そう。ジェノベーゼとかミネストローネとかばっか食べてるイメージあったから」

 居酒屋でジェノベーゼだのスコーンだの、そんな洒落たものを頼むわけがないし、そもそもない。追加で軟骨の唐揚げを注文すると、店員さんの威勢のいい返事が飛んできた。
 トラッポラの好きな食べ物はチェリーパイで、今飲んでいるのもチェリー。さらに目の色までチェリーで、どこまでチェリーを愛しているんだと横目に見ながら、焼き鳥の串を串入れに放り込んだ。

「そんなこと言ったらトラッポラも、タルトとか紅茶とかだったじゃん」
「好きでやってたわけじゃねーし。普通に好きだけどさ……」
「まあ、あれだけ頻繁じゃ嫌にもなりそう」
「そうなんだよな〜」

 ハーツラビュル寮の毎週ほどあるお茶会は、楽しそうだったけれど、それのための用意やらなんやらを日々しているのは大変そうだったというイメージがある。私も一度や二度は参加させてもらったし、そのときは楽しかったし美味しかったしで万々歳だったけれど、毎週ともなると体重の方も気にしなくてはならないし、月一とかで良かったと思う。

「まあでも、まさかお酒が飲める歳になるとは思わなかった」
「わかる。大人になるってもっと漠然としたイメージっつーか、まだ先だと思ってた」
「お酒飲んだり……あとエレメンタリースクールの子とか歩いてるの見るとめちゃくちゃ大人になった! って感じしない?」
「それな〜。オレもあの頃に戻りてーわ」

 大人になっても、お酒が飲めるようになっても、なんの感慨深さもない。ふとしたときに子供時代を思い出して、むしろ寂しくなるくらいだ。エレメンタリースクールまでと言わないから、可能ならあと四年くらい戻してほしい。ナイトレイブンカレッジでの生活は、一生忘れないものだから。逆にいえば、だからこそもう戻れない方がいいのかもしれない。

「また同級生で集まろ。エペルと……セベクなら呼べる」
「おっけ。ジャックはいけそうだけど……デュースはまあまあ忙しそうにしてるわ」
「警察官だもんねえ。あ、そういえばオルト好きな子できたらしい」
「は? マジで? どこ情報?」
「風の噂〜」

 激アツじゃん、と零すトラッポラに、それな〜、と適当に相槌を打つ。皆それぞれの場所で頑張っているし、こうして近況について共有するのも仕事へのモチベーションに繋がるんだよね。だから本当は皆で集まりたいけれど、距離やら仕事やらで予定を合わせるのは難しいから、また考えようね、とカレンダーの半年先を見た。
 カクテルを飲みきったらしいトラッポラは、今度はグレープのサワーを頼んでは、枝豆を口に放り込む。塩キャベツ、私ばかりが食べて悪いなあ、と思いながらも癖になるその味がやめられないでいれば、トラッポラの前に新しいグラスが置かれた。

「ナマエちゃんはさ」
「んー?」
「今どんな感じ? 普段何してんの?」
「んー……」

 今どんな感じって言われても、こんな感じだし、普段は仕事をしている。けれどトラッポラが聞きたいのはそういうことじゃなくて、交友関係とか、職場での関係とか、そっち系だろう。あとは休みの日の過ごし方かなあ。キャベツを飲み込んでからレモンサワーを流し込むと、視界の端にトラッポラの赤色が映っているような気がした。

「普通に仕事して、同僚の友達が何人か。皆いい子だよ、キャピキャピしててかわいい」
「ふぅん」
「聞いたくせに興味ないじゃん。休みの日は寝たりカフェ行ったり買い物したり……まあ普通の生活してる」

 カランと氷が音を立てると、交代のように紫色の入ったグラスが持ち上げられた。トラッポラの近況についても聞いた方がいいのかな、なんて思ったけれど、先程散々上司の悪口に取引先の愚痴に、私の方が愚痴を聞く側になってしまっている。近況もおおよそわかったし、もう特に聞くことはないな。そう考えては、新しいジョッキを煽った。

「酒強い?」
「わかんない。許容量はわかるから酔うほど飲まないって感じかな……」
「へぇ。オレは強くも弱くもないな」
「あー、強くはなさそうだね」

 トラッポラも酒豪ではなさそうだけれど、かといって潰れるイメージはなんとなくない。そこも「要領がいい男」のイメージによるものなのだろうか。同級生で集まって誰が一番飲めるか耐久するのも楽しそう。だけれど、二日酔いコースだろうから流石に提案はできない。

 しかし、許容量がわかるとはいえ、いい感じにお酒が回って陽気にはなってくるもので、とても面白くはない話に笑っては締めのバニラアイスを食べて、終電がなくなる前にお開き、という形になった。

「割り勘? 何マドル?」
「あー、いいよ。オレが出す」
「えーなんで。割り勘させてよ」
「……じゃあ端数切りな」

 大人というか、男の人なんだなあ。職場でも男の先輩は何かと奢ってくれたりするし、けれどトラッポラとはあくまで対等な立場にいるつもりだったから、きっちり割り勘にしておきたかった。まあ、トラッポラがそう言うなら、とお言葉に甘えてほぼ割り勘で許すことにする。トラッポラも、後輩や同期の女の子に奢ったりしているのだろうか。そんなことを考えても、たとえ答えが出たって私には関係ないことだから、お礼を言うと「ん」と短い返事をしてお会計をしてくれた。
 少し重い扉を、少し力の抜けた腕で押すと、なかなかスムーズに開かなかったので、待っていられなくなったのか、つま先を鳴らしたトラッポラが私が両手を添えた少し上に片手だけついては易々と戸を開けた。ふわり、また甘い香りがした。それと同時に、夜の冷たい空気が駆け抜ける。

「ありがと、助かった」
「いいって。結構律儀だよね」
「そう?」
「てか酔ってない? 帰れる?」

 律儀、かなあ。もしトラッポラがそう感じるのなら、私も大人になったってことにしておいてもらおう。いや、律儀なのはどっちだ。酔ったかどうかと聞かれると、多少はアルコールが回っているのだと思う。しかしこの程度、帰れない程ではないし、送ってもらう距離でもない、と思う。

「うん、大丈夫。結構そこだし」
「もしあれなら送ってくけど」
「いや、トラッポラも終電あるでしょ。大丈夫だよ」
「……そ?」
「そ」

 何気なく、でなくて、かなり優しいと思う。普段は別にそうは思わないけれど、こうした気遣いが垣間見えると、トラッポラはずっと優しいんだって、学生時代も思い出した。お言葉に甘えたいけれど、もういい時間。私は徒歩圏内だけれど、トラッポラは電車で来てくれたみたいだし、早く帰してあげないと。
 大丈夫だよ、と微笑んで、手を後ろで組むようにハンドバッグを持つと、トラッポラから一歩、二歩と後ろに下がっては離れた。するとトラッポラも、少し大人びた表情で微笑んで、酔いのせいか、ドキッとする。ずっと変わらないテラコッタの髪が風になびいて、色気を助長した。

「今日楽しかった。こんなに楽しく飲めたの初めて」
「はは、なら良かった」
「トラッポラも紳士になってたし」
「は? ずっと紳士だけど?」

 会社での飲み会はもちろんあるけれど、いつも割と適当に酔った人の話を流しては、程よく飲んだ後はノンアル祭りだったから、こんなに満足いくまで飲んで、話したいだけ話せたのは初めてだった。やはり学生時代の友人は偉大だと思う。久しぶりに会ったのに、今まで通り、普段通りだったのが嬉しかった。
 トラッポラは私の言葉に頬をぷく、と膨らませた。顔つきは少し変わったけれど、そういう地味にあざといところは変わらなくて安心した。それから二人で、酔いのせいか笑い合って、彼が「あー」と息をついたことで区切りになった。

「……オレも楽しかった」
「うん。良かった。また誘っていい?」
「うん、待ってるわ」

 ふ、と笑った彼は、お酒のせいかで頬を赤らめて、どこか含みのある笑顔を見せた。トラッポラの睫毛が伏せられると、それがまた色っぽくて、喉元が鳴る。するとまた風が吹いて、私の髪をさらった。

 ◈◈◈

 あれからは、仕事がスムーズに進む。失敗しても、また失敗談をトラッポラに聞いてもらおうとか、要領良くこなすためにはどうすれば良いかとか、そういうことを話したくて仕方ない。次の飲み会はいつになるだろう、と、検索履歴は酒が飲める年齢になってからも好んで足を運ばなかった居酒屋やバーでいっぱいだった。
 ブックマークしたページを眺めて、どこが一番ゆっくり話せてゆっくり飲めるかを吟味してから、落ち着いたインテリアが飾られた、レビューは星四・五というなかなかに評価の高い居酒屋に決定した。

「トラッポラ、トラッポラ……」

 二週間前に連絡を取ってから、一度も連絡をしなかったから、メッセージではなかなか下の方に埋まってしまっていた。エペルとの方が頻繁に連絡を取っているのは、私でも意外だった。すっかり美青年になってしまった彼とも、また一緒に飲みに行きたいなあ。
 スクロールを二回ほどすれば、『エース』の文字が見切れた。結局、気が向いたらなんて言って、一度も「エース」なんて呼ばなかったなあ。

『帰れた?』
『うん、今ベッド』
『良かった』

 この会話に、スタンプを返したのが最後だった。案外淡白だなあ、お互いに。そう思って、一人なのに笑ってしまっては、自分の気味悪さに少し引く。
 気を取り直して、二週間稼動していないメッセージを眺めてから、私から誘うって決めたし、宣言したし。先に居酒屋の位置情報を送ってから、メッセージを打ち込んだ。

『今週末ここ行かない?』
『空いてなかったらまた合わせる』

 確かこの間、私と同じで土日は基本休みだって言っていたから、金曜日の夜か土曜日の夕方くらいに行くのが良いだろうか。もし今週末空いていなくても、来週でも再来週でもいい。話したい、くだらない話がたくさんある。胸が躍って、申し訳ないけれど先に居酒屋のメニューを見たり、口コミを見たりと楽しませてもらった。

 返信が来たのは、二時間後だった。

『ごめん』
『行けない』
『てかしばらく無理かも』

 通知音が鳴って、わくわくしながら飛び起きたのに、表示されたのは何度見ても断りのメッセージ。どうして? 仕事が忙しい時期なのだろうか。それだったら、仕方ない。
『また空いたら教えて』。そう送ろうとしたとき、一つ、新たな予感が頭を駆け抜けた。確認、確認だ。それに、そうだとしても、とても喜ばしいことじゃないの。どうしてだか少しだけ震える手で、トラッポラのずっと変わらない、やたらおしゃれなアイコンをタップすると、彼のホーム画面も一緒に表示されて、つい、スマホを落としそうになった。どうして、いや、お互いにとって、すごくいいことだと思う。

 知らない女の子の、後ろ姿だった。髪はふわふわしていて、綺麗にネイルを施して、後ろ姿から女の子って感じの女の子。トラッポラが意味もなく拾い画でそういうのをホーム画面に設定するわけがないし、すぐに意味はわかった。

「……良かった」

 本当に、吹っ切れてくれたみたいで、良かった。もしかしたら私のことを引きずってるんじゃないか、なんて思ったけれど、どこまでも大人になっているみたいで良かった。本当に、良かった。