平和に行きましょう。
零話:転生・末っ子誕生
煉獄家に新たな命が誕生するその話題で煉獄家の周囲は持ち切りだった
炎柱の煉獄槇寿郎は継子として日々の鍛錬を続けている息子、弟もまた鍛錬を日々欠かさず行っている
日々の成長にうれしく思う父、槇寿郎は新たな命が誕生することを知り、喜びを混じずにはいられなかった。
代々煉獄家は男が多かったが今回は、女の子ということで男たちはそわそわと生まれる日々を待ち望んでいた。
煉獄 杏寿郎は8歳であり、弟、千寿郎は6歳である。そして末っ子が誕生する
12月9日の冬頃…。ついに、瑠火に陣痛が起きて慌ただしく産母が呼ばれて出産が行われる。父の槇寿郎は母、瑠火に付き添い出産を見守る
千寿郎や、杏寿郎はお手伝いさんの「千歳」さんに預けられた。
心配そうに見守る中で深夜日付が変わったとき「おぎゃー!おぎゃー」という産声が上がるとみんなが安堵する
産母「おめでとうございます!!元気な女の子ですよ!」
槇寿郎「よくやった…本当に、よくやった…瑠火」
瑠火「はぁ…はぁ…生まれた、の?…わたしの赤ちゃん…」
身体をゆっくりと起こすのを支える槇寿郎は汗をかいて息を切らしている瑠火をみた
産母は女の子を清潔な布に包み込み瑠火に渡した
千寿郎や杏寿郎は千歳に連れられて両親がいる部屋に案内され恐る恐る部屋に入るとすやすやと眠っている女のコと息を切らしていた瑠火は落ち着いたのか落ち着いた様子で二人を見つめ微笑んだ
瑠火「いらっしゃい、杏寿郎…千寿郎…あなたたちの妹ですよ」
杏寿郎「はい!失礼します、母上!父上」
槇寿郎「こら、杏寿郎声が大きいぞ!」
息子に注意する父もまた声が大きいので静かに「あなたもですよ」と槇寿郎に注意すると「す、すまない」と肩を落とす
穏やかな部屋に微笑ましい光景が映し出される
千寿郎もまだ幼いゆえか眠そうにしながらも、新しく生まれた妹に目をキラキラさせている
千寿郎「…ははうえ、僕の妹…なのですか?」
瑠火「そうですよ?あなたと6つ違いますからね…しっかりと守ってあげてください」
千寿郎「は、はい!」
開けられた襖から見える外の景色から深々と降る雪のに混じり不思議な緑色がふよふよと漂っていたその様子はまるで季節外れの蛍のようだった
槇寿郎「雪…か、どうりで寒いわけだ…瑠火もう少し火鉢を持ってくる体を冷やさないようにな」
瑠火「ありがとうございます。あなた」
杏寿郎「うわぁ〜すごい綺麗ですまるで蛍のような緑色の光ですね!」
千寿郎「凄いです、綺麗です!」
瑠火「これもまた、何かの縁でしょう…元々名前は決めていましたが…このような奇跡があるとは思いませんでした…。あなた、杏寿郎、千寿郎…この子の名前は「蛍火」です‥煉獄 蛍火」
槇寿郎「蛍火…いい名前だな」
杏寿郎「蛍火!俺は「煉獄 杏寿郎」お前の兄だ!よろしくな!」
と大きな声で自己紹介をすると、槇寿郎は「声が大きい」と注意する
杏寿郎の大きな人差し指を小さな指を掴み「きゃっきゃっ」と笑い出した
千寿郎「ぼ、僕は「煉獄 千寿郎」です!同じくあなたの兄です。よろしくお願いします」
礼儀正しく自己紹介すると千寿郎の人差し指もまた小さな手が掴み「きゃっきゃっ」と笑い出す。
瑠火「ふふ、まるで兄だとわかったようですね…よかったですね杏寿郎、千寿郎」
「「はい!!」」
1つの緑色の発行体はユラユラと眠る赤子に近づいてお腹の上に浮いていた
二人の息子たちは興味津々に見つめている
槇寿郎は、生まれてきた赤子に害はないかと警戒しながらも見守っているとお腹の上に浮いていた一つの発行体は、ゆっくりと赤子の中に入っていった
「「「「っ?!」」」」
そしてパァアアア〜と赤子が淡く光りだした
槇寿郎「瑠火!蛍火!」と叫び近づいた瞬間にしばらくして光は収まった
瑠火「大丈夫です…ただ少し体が楽になったと思います…」
槇寿郎「…っ?!そう、なのか?だが、念のため医者に診てもらおう…」
こうして煉獄 蛍火は誕生した
その翌日以降…体が弱かった瑠火は少しずつ元気を取り戻していったのはまた別のお話
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