4剣SSS


※勝手にイメージして勝手に喋らせてます!!4剣最高ー!!


リュウジルートハピエン

『リュウジ、好きよ』

俺の大好きな人が愛の言葉を囁いてる。ああ、これは夢か。後ろを振り返りながら幸せそうに微笑む彼女に手を伸ばす。触れた手は柔らかくて暖かくて。リュウジは優しくその手を握った。目尻に皺をつくり笑みを深くする彼女に俺もうこのまま溶けるんじゃないかってぐらい幸せで。
もう、この手は離したくない。
だれにも、譲りたくない、俺だけの、、、

「おーーいリュウジーー?」
「むにゃ…ルイル…ふふふ」
「私の夢を見てるのかしら。まったく。…リュウジ!起きて!」
「…うぅん?……あ、おはよルイル」
「おはようリュウジ。幸せそうに笑ってたわよ」

そう言って笑うルイルをぼんやりと眺めていたリュウジはまだ夢の中か…とまた瞼を閉じようとした。ところ、突然のベッドの振動に「っわあ」と情けない声が出た。見上げた先は天井ではなく、ルイルのほくそ笑む顔だった。…え、俺羽交い締めにされてる?

「どんな夢を見てたのかしらね?リュウジ。私の名前呼んでたわよ?」
「え、あーー、うん。だってルイルの夢だもん」

ニコニコと笑うルイルはリュウジの鼻に自身の鼻をくっつけて彼の言葉に抑えられなかった笑いをこぼす。

「俺さ、今こうしてルイルの隣にいられることが夢なんじゃないかって」
「それ前も言ってたわよ。もう現実見なさい、私はここ。リュウジの隣」

ずっと、恋焦がれてきた大好きな人が、目の前で、あの夢と同じように笑う。そして、耳元で優しく囁く。「好きよ、リュウジ」甘い甘い言葉に頭がおかしくなりそうだ。そしてまた夢だと錯覚してしまう、そんなループからまだ抜けられないと言ったら彼女は怒るだろう。言葉に乗せて胸に飛び込んできた彼女をおもいっきり抱きしめた。好きだ、なんて言葉だけじゃ足りない。溢れ出る愛しい気持ちはもっと膨れていく。

「好きだ、好きだよ、ルイル。ずっと、ずっと好きだったんだ」
「うん。……あのねリュウジ」
「?」
「これからは私があなたにたくさんの好き、を伝えるから」

そう言ってリュウジの口にキスをして「覚悟しててね」と顔を赤くして恥ずかしそうに彼の胸に顔を埋めた。そんな姿を見て長年の大きな大きな想い塊が爆発した。ヤバい。なにそれ。可愛すぎでしょ。

(ルイル〜〜俺もうこのまま溶けてどうにかなりそう〜〜)
(わ、わたしだって恥ずかしくておかしくなりそうよ…)

2022/11/15/Tue

prevtopnext