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悩める愛の行方01

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ザザーーーン、ザザーーーン。
潮風が短い髪に靡く。

ニクイ、ニクイ、ニクイ、破滅、破滅、破滅
滅亡、滅亡、滅亡………ハカイ!!!

しんや「うわあああああ!!!」
のーきん『しんや!!!』

しんや「あ、なんだのーきんか。びっくりさせないでよ…」
のーきん『またあのビジョンを見たの?』

しんや「暗闇にひとりきり。深淵から怪物の聲が聞こえてくる。闇の王でも、闇の巫女でもない。
悪魔なのか死神なのかもわからないのよ…」
のーきん『中庸の巫女も大変ね…』
しんや「ちょっと!それはここでは禁句って言ったでしょ!!!」

常磐「アンタが中庸の巫女だって?」
しんや「げっいたのかよ」
常磐「…さっきは悪かったな」
しんや「…急にどうしたの、気持ち悪いんだけど」
常磐「あのなあ!こっちが謝ってるってのに!」
しんや「えっと…こっちこそ、あの時はごめんなさい」

しゅん、とするしんや。

常磐「お前がしゅんとするなよ…調子が狂うって」

常磐は照れくさそうに頭を掻いた。
それを後ろの木に隠れてみている万里と明鈴に飛鳥。

万里(な、なんかいい雰囲気になってる!!!めちゃくちゃ邪魔したい!!!これじゃあ
ボクのシチュエーションが台無しじゃないかッ!!!常磐先輩〜!!!)
明鈴(万里の影から黒いオーラが…!!!)
飛鳥「…落ち着けって万里」

常磐「でさ、お前ホントに男じゃないの?」

明/万/飛『「「「!!!」」」』
しんや「あなたも意外としつこいんだね…なんなら、確かめてみる?」
万里「ストーーーーーーーーーーーーーーーーーーーップ!!!」
常磐「わ!な、なんだ。居たのかよ万里!!!っていだだだだだ!!!
何故耳を引っ張る!!!オレまだなんにもしてないよ!?」
万里「なにかするつもりだったんですか!?さくらにさわらないでください!!!
そしてさくらに金輪際近づかないでください!!!そしてさくらは後でこっちに来て!!!」
しんや「えー」

明鈴「常磐くん…しんやちゃんは女の子よ!!!」

バッ

しんや「きゃ!め、めいり…」
飛鳥「〜!?」
常磐「む…胸がある………。ねえしんや」
しんや「な、なによ!!!」
常磐「オレと付き合っt「行こ!さくら!!!お騒がせしました飛鳥先輩、明鈴!」

しんや「さっき常磐がなんか言いたげだったけど…」
万里「5月11日生まれと2月14日生まれのワーストは結婚でしょ!!!忘れたなんて言わせないからね!!!」
しんや「な、なんか怒ってる?万里…」
万里「ボクのほうが確かめたいよ。君が常磐先輩にやろうとしたコトをさ」
しんや「明鈴がやったようなことをしようと思っただけだよ?」
万里「それでも!!!ボクの思いを知っててそんな事するなんて酷いよさくら!!!」
しんや「どういうこと?」
万里「…」

シンシア(…しんや、まさか………)



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