Home > Text > Book > List > Page 悩める愛の行方01 [1/11] ザザーーーン、ザザーーーン。 潮風が短い髪に靡く。 ニクイ、ニクイ、ニクイ、破滅、破滅、破滅 滅亡、滅亡、滅亡………ハカイ!!! しんや「うわあああああ!!!」 のーきん『しんや!!!』 しんや「あ、なんだのーきんか。びっくりさせないでよ…」 のーきん『またあのビジョンを見たの?』 しんや「暗闇にひとりきり。深淵から怪物の聲が聞こえてくる。闇の王でも、闇の巫女でもない。 悪魔なのか死神なのかもわからないのよ…」 のーきん『中庸の巫女も大変ね…』 しんや「ちょっと!それはここでは禁句って言ったでしょ!!!」 常磐「アンタが中庸の巫女だって?」 しんや「げっいたのかよ」 常磐「…さっきは悪かったな」 しんや「…急にどうしたの、気持ち悪いんだけど」 常磐「あのなあ!こっちが謝ってるってのに!」 しんや「えっと…こっちこそ、あの時はごめんなさい」 しゅん、とするしんや。 常磐「お前がしゅんとするなよ…調子が狂うって」 常磐は照れくさそうに頭を掻いた。 それを後ろの木に隠れてみている万里と明鈴に飛鳥。 万里(な、なんかいい雰囲気になってる!!!めちゃくちゃ邪魔したい!!!これじゃあ ボクのシチュエーションが台無しじゃないかッ!!!常磐先輩〜!!!) 明鈴(万里の影から黒いオーラが…!!!) 飛鳥「…落ち着けって万里」 常磐「でさ、お前ホントに男じゃないの?」 明/万/飛『「「「!!!」」」』 しんや「あなたも意外としつこいんだね…なんなら、確かめてみる?」 万里「ストーーーーーーーーーーーーーーーーーーーップ!!!」 常磐「わ!な、なんだ。居たのかよ万里!!!っていだだだだだ!!! 何故耳を引っ張る!!!オレまだなんにもしてないよ!?」 万里「なにかするつもりだったんですか!?さくらにさわらないでください!!! そしてさくらに金輪際近づかないでください!!!そしてさくらは後でこっちに来て!!!」 しんや「えー」 明鈴「常磐くん…しんやちゃんは女の子よ!!!」 バッ しんや「きゃ!め、めいり…」 飛鳥「〜!?」 常磐「む…胸がある………。ねえしんや」 しんや「な、なによ!!!」 常磐「オレと付き合っt「行こ!さくら!!!お騒がせしました飛鳥先輩、明鈴!」 しんや「さっき常磐がなんか言いたげだったけど…」 万里「5月11日生まれと2月14日生まれのワーストは結婚でしょ!!!忘れたなんて言わせないからね!!!」 しんや「な、なんか怒ってる?万里…」 万里「ボクのほうが確かめたいよ。君が常磐先輩にやろうとしたコトをさ」 しんや「明鈴がやったようなことをしようと思っただけだよ?」 万里「それでも!!!ボクの思いを知っててそんな事するなんて酷いよさくら!!!」 しんや「どういうこと?」 万里「…」 シンシア(…しんや、まさか………) [前へ][次へ] 5/11ページ [Back] [Home] |