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悩める愛の行方02

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万里「え…さくらのことだからもうとっくに気付いてるのかと思ってた」
しんや「だからなによ。あ、言っとくけど恋人はファンタジーだから!」
万里「!?」

シンシア『ぷくくく。常磐も万里もフラれたわね。この子、恋愛にキョーミないって思ってたけどまさかここまでだったとは思わなかったわ。万里、あんた何年も一緒に居たのに気付かなかったの?』
万里「…グス」
しんや「なっ、なにないてるの万里!もしかして私のせい!?気付いてたけど、気づかないフリしてただけなのに!!!だって、人は裏切るけどファンタジーは裏切らないじゃん!!!」
のーきん『ねえしんや。あたしとあんたが出会う前、あんたに何があったか話してくれない?』

しんや「…深淵からくる真っ黒な闇。泣いていた時、いつも万里が助けてくれたよ。
でも、引っ越すことが決まってから私は万里を避けるようになった。
離れるのが辛いから、早めに忘れようと思ったから。
何かが私を突き動かす。気付いたら、いつも近くにある古本屋さんに行っていた。
本を読むようになったのはその頃。そして見つけた。私の使命を。
だけど闇の正体は、今でもつかめていない。聲に怯え続けている。のーきんが来たのは私が小学3年生になった頃。
小学4年の春に引っ越して…って話はもうしたわね…中庸の巫女だと気付いたその時から、
私は…並行を脅かすなにかに狙われ続けている」

万里「中庸の巫女様…ボクの記憶にも出てきた気がする」
シンシア『もしかしてアナタ、もう誰とも結婚する気がないの?』
しんや「さあ…闇が振り払われたら、もしくは」

のーきん『やったじゃない万里くん、ノゾミありそうよ』
万里「押忍ッ!!!」

常磐「じゃあオレにも希望があるって事だね?オレのしんや」
しんや「うざい」
常磐「せ、殺生な…」

しんや「…悪魔か、死神…か」
常磐「中庸の巫女様なら、守り神がいるんだろ?」
のーきん『いいえ、敵も現れないし、いままでそんな人達見なかったわね』

明鈴「じゃあ、しんやちゃんの護衛探さないとね!!!」
エディ「オレも協力するでー」
しんや「外国人だ!!!」
万里「ハーフですよ。月丘エディ」
しんや「ということは英語ができるんだ!!!イエーイ」
エディ「イエーイ」(ハイタッチ)

常磐「むむむ。ライバル出現」
万里「大丈夫です、常磐先輩なんか相手にされてませんから」
常磐「…オレだけ万里に扱われ方酷くない?」







『中庸の巫女を見つけたよ。前世で玄武なんかと婚約を交わしていたね』
『でも邪魔が現れ、2人は結ばれなかった。その邪魔者は誰だ?』
『それは、愚問ですね』
『我らは巫女の味方であり、敵だ』


「「「それが中庸の巫女の護衛、“死王”」」」


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