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少し中心から外れたところにあるさびれた倉庫の中で男二人が何やら話していた。
「そういえばお前女の子三人組のところに送ったやつらいただろう。そいつらはどうなった?」
「それがな、連絡が取れなくなったんだよ。だが死んではいない。負けてつかまっていると思う。」
「そうか。」
彼らはあの男たち三人のことを話しているようだったが、あまりうまくいかなかったことをわかっているのかすぐに話の内容は変わった。
「彼女達俺らのボスについての情報を掴みかけているらしい。そして、捕らえているあいつを助けてこの世界を壊すのを止めるためにボスを討とうとしているらしい。」
「相変わらずお前は情報を仕入れるのが早いな。どこから入れているのかは気になるが…。やめておこう。それよりもあいつらを早く倒すために何かしら考えないとな。」
「ああ。ボスのお耳にも入れとかないといけないしな。」
そういって次はだれを向かわせようかと話していた。
この組織のボスは彼らの話を聞いていた。
「へえー。彼女達あの二人倒したんだ。これから楽しくなりそうだねえ…。」
そういって消えていった。