ーーー生徒会室


「んっ、ふ、んん」
「…結仁?風邪か?」
「んぅ、ん、なんか、体熱い…ん」
「大丈夫か?顔も真っ赤だな。今日は喜志も馬場も来ないようだし、俺たちも部屋に帰って早く休もう」
「う、ん…ね、ねえ、みかど」
「どうした?」
「ここで…帝とシたい…」
「っ?!」
「あっ、いや、うそっ。んん、やっぱり、なんでもない!」
「なんでもねえことねえだろ、ヒートが来たのか?おかしいな、周期がずれたか」
「ん、ふ、みかど…ごめ、やっぱり体、つらい、んん、ぼーってするし、ふらふらする、ぎゅうもしてほしい…」
「症状は確実にヒートのそれだな…。結仁がかわいいから、したいのはもちろん俺もやまやまだが…、いつもと周期が違うようだし。念のため薬を飲もう。部屋にあるんだろう?俺がとってくるからちょっと待ってろ」
「…へんなこと、言って、ごめんね。…でも、行くならぎゅうしてから取りに行って?みかどに触れたくて、今すごく、仕方ないの」
「了解、お姫様」
「はやく帰ってきてね」


薬を取りに行く