夜ノ塵設定まとめ


通称ツートップが高賀兄妹(ガリ男、ガリ子)です。元はガリ男13歳、ガリ子11歳(本編1話数ヶ月前)の時にガリ男をリーダーとして結成されたチームで、当時はガリ男と古馴染みの友人たちのみがメンバーです。ガリ子はこの時こそチームに加入はしていないものの兄の古馴染みということもあって自分にとっても幼馴染みのようなものなので、本人は嫌がっていてもチームの一員的扱いを受けていました。なので兄のサイズの合わなくなった特服を預けられますし、それを羽織ることを許されています。この時点でチームに加入していた古参メンバー(古馴染み、その他も含めて)はガリ子をチームに引き込む気満々です。
古参メンバーがお嬢呼びをするのはこの頃からの名残で、ガリ子の立場がチーム内で自分たちより上になってもこの呼び方は変わりません。基本的に古参メンバーと兄妹の距離感は近いです。

副総長はクマ(熊谷くん)で、その他の幹部陣もみんな結成時から顔触れが変わっていません。ツートップと副総長、幹部陣は古馴染みですので結束感が強く、その結束感の強さがチーム全体の士気を高めています。

ですが度々本編で触れているとおり、ガリ男とガリ子の派閥がチーム内に出来ていることも確かです。基本的に派閥とは言っても「うちの推しが〜」みたいなフランクさなのですが、一部過激派もいます。片方を排せよみたいな考え方をしている人達です。
派閥は二つみたいな言い方をしていますが、厳密に分ければガリ男派、ガリ子派、ツートップ派になります。ツートップや副総長、幹部陣、古参メンバーなどはみんなツートップ派ですので実力発言力共に最も大きな派閥になります。所謂穏健派で、一部過激派を除きほとんどの隊員は派閥を名乗りつつも実質ツートップ派です。強さに惹かれて集まっているメンバーが多いので、ツートップはツートップ揃ってなんぼという考え方をしていたり、これが元々このチームとして正しい形だと認識しているメンバーが九割です。残り一割はやはり片方を排せよと考えています。




以下今後の話の重大なネタバレになります。








現状では高賀兄妹は祀りあげられている当事者たちなので、一部過激派の派閥争いに関しては触れていません。目に余るようになったらガリ子が武力で制圧するということで落ち着いているのですが、一応副総長のクマはチーム全体の揉め事に発展する前に過激派を鎮めようとはしています。
その結果として過激派の中でも過激な思想をしている一人の男が、夜ノ塵内部崩壊を狙った稀咲に「副総長始末してその座にのし上がって、ツートップの邪魔な方消しちゃえば?」と唆されて集会後に一人になるクマを狙って殺そうとします。ちょうどその時クマに用があって近くにおり、初撃で腹を刺されたクマを目撃して庇おうとしたガリ子が、男に背を向けて間に割って入ったこともあり男の混乱と勘違いのせいで滅多刺しにされて死んでいるのが四回目のタイムリープ後(ケンチンくん生存確定&死刑囚ルート)の現代です。
ちなみに18日公開分の話で話すのですがクマとガリ子は数センチしか身長が変わりません。それもあって男は殺人に対する興奮やら後悔やら混乱やらが入り交じった結果、自分が祀りあげていたガリ子を殺すことになっています。因みにガリ子は初撃が心臓にそのまま行ったのでほぼ即死でしたが、クマは十数分間意識がありました。発見が遅れたため結果として二人とも死亡しています。


このルートでの未来だとガリ男は犯人晒した稀咲ぶっ殺そうと虎視眈々と殺害の時を待っていますし、竜胆くんは数時間前まで自分と過ごしていた恋人が滅多刺しにされて死んでいることを受け止められず、蘭ちゃんと三人で反社と一般人の間を彷徨う「黒に限りなく近いグレー」な生き方をしています。


因みにこのルートは集会直前にガリ子を助けるために奮闘していたタケミチくんが謎の流れで夜ノ塵定期集会に参加することになり、集会後にこれがお嬢のよく話すタケミっちかとタケミチくんを構い出したクマが一人にならず、それによってガリ子がクマを追わないために回避されます。焦れた犯人の男はツートップや幹部陣、その他隊員たちも揃っているのに解散直後にクマに襲い掛かり、ガリ男に制圧されてお縄につくことになります。その際クマは右腕を、ガリ子は軽く左肩を負傷するんですがぴんぴんしているのでひとまず一旦はガリ子死亡ルート回避です。

因みに血ハロ直前のタケミチくんが千冬と行動開始したその日に起きることなので、もしガリ子死亡ルートが変えられないと姉が悪意しかない無惨な殺され方をしてメンタルガタガタのマンジローはガタガタなメンタルのままその日に挑み、更にはケースケも喪ったとあれば完全に歯止めが効かなくなって一虎を普通に殺してしまいます。もしどうしても自分を抑えられなかったら名前を呼んで、止めると約束したガリ子はもう居ませんし、マンジローを暴力で止められるもう一人の要員であるイザナも妹の死で発狂してそれどころじゃないので、誰もマンジローを止められません。