4話


デブは歩けば棒にあたる

@
ある二人を除いて救済はしないようにしようと思っていたのですが、ガリ子が暴走を始めてるので結果的に救済ストーリーになる可能性があがってきました

A
イザナが兄、ガリ子が妹、鶴蝶くんが弟なのでさんきょうだいです

B
前話でガリ子が「イザナと鶴蝶くんは幼馴染みみたいに思ってたから」と発言していましたが、実際のところ兄と弟みたいに思っていたので二人と友達になるという思考に結び付かなかったというわけです

その点竜胆くんに関しては最初から「はじめての友達」なので、イザナと鶴蝶くんには抱かないクソデカ感情をぶつけています。多分そのうち竜胆くんからもちょっとベクトルの違うクソデカ感情が向けられてくるようになるので、クソデカ感情とクソデカ感情がぶつかりビッグバンを起こすかもしれないです

C
灰谷兄弟の余罪をしまっちゃおうねしたのはガリ男&ガリ子の祖父とは古い付き合いになる灰谷兄弟の祖父のつもりで書いていました。灰谷兄弟が警棒を使ったり関節技を得意としていたりするのは護身術か何かしらを喧嘩に使っているのでは……と思い、兄弟の祖父はそれなりの身分の人として書いています

作中では官僚もしくは兄妹の祖父と同じく警察のお偉いさんをなんとなくイメージしています
灰谷兄弟はなんとなく実家が太そうだなと思ったというのも上記の設定の理由の一つです

別にこれは重要な設定でもなんでもないので今後は出てきません

D
イザナが逮捕されたと知った時に悲しむよりも早くキレたのはガリ子なりの防衛反応のようなものです きちんと悲しんでもいます

E
ガリ子の感情はだいたい悲しみ→怒りの順番で変わるので、竜胆くんが逮捕された時には怒るよりも悲しみ、イザナの時は怒りが先に来ました。出所も竜胆くんの方が早いだろうなと思っているので、その時もイザナは悲しみの大半を竜胆くんに持っていかれて怒りばかりをぶつけられるので少し損な気がします

F
ガリ子は「友達は友達の人生を変えられない」という考え方をしていたんですが、今それを手始めに自分の中で打ち壊そうと頑張っているところです

G
ここからは本格的にガリ子の珍獣記になるかと思います。原作に突入するまでガリ子ブチ切れ暴走編は続きます

H
原作に突入したら息抜きでタケミチがタイムリープを知る前の一回目の世界でのガリ子たちのことを書くかもしれません ガリ子はきっと変わらずガリ子のまま、暴走機関車でいてくれると思います

これに関する話なのですが、今シリーズでは竜胆くんが反社堕ちしてる未来では何れもリコは死んでいます。蘭ちゃんはどの未来でも竜胆くんと一緒にいますが、ガリ男はリコの死に方によっては竜胆くん側につくこともあれば表面上は普通に生きていることもあります。そのうち番外編で書きますね