Another-Turn.
あとがき
どうも、管理人の來です。
まずはCheckmate!!を最後までお読み下さりありがとうございました!
ここはあとがきという名の私の語り場でございます。
私の自己満足なCheckmate!!語り、もし宜しければお付き合いくださいませ。
◆長編連載について
Checkmate!!は当初、目的もオチも何もなく『馬乃介さんの同僚になって日常的な話をダラダラと続けたいなー』という思いから連載が始まりました。
しかし書いている内にどんどん話が浮かんできて、私の頭の中で一本の道筋が出来ました。そして気付けば50話という長編!自分でもビックリです!
こんなに長く連載を続けられたのも、皆様が応援をしてくださったからです。本当にありがとうございます!
一つ申し訳ない事と言えば、誤字脱字の多さですね…本当にすみません。今も見直してちょこちょこ直しています。あと文章力のなさです。アイキャンフライ。
◇主人公について
よくある最強ヒロインではなく、もう少し人間らしさを持たせたような、かつターミネーターのような主人公にしようと思って生まれたのが名前さんです。
あまり喋らず、感情を表に出すのが苦手、常に冷静で頭の中でいち早く最適な解答を見つける…そんな主人公を目指していました。
それも馬乃介さんと出会って主人公が変わっていく様を描きたいがゆえの設定でした。
今じゃ立派なボケ役として馬乃介さんの隣へ立っております。非常にありがたい事です。そして銃好き。私の趣味丸出しでした。銃についての話を書くのが楽しかったです。
◆馬乃介さんについて
最初、主人公に『うまのすけ』と呼ばせていたのは、実は私が間違えてそう呼んでいたからなんです。
逆転検事2をプレイしてどっぷり馬乃介さんにハマり、ある一枚の絵を描きました。その絵には馬乃介さんの名前を英語表記しようと思い、打った文字が『Night Umanosuke』でした。なにこれひどい。
でもそれだけでなく、『うまのすけ』から『馬乃介』と呼び方が変わる流れも書きたかったんです。
主人公の方がチェスや腕っ節が強いのは、話が進むにつれて主人公と関わってきた馬乃介さんが強くなっていき、ナイトに変わっていく様を表現したかったからです。だって素敵ではありませんか。身を挺してまで殺し屋から守ってくれるナイトなんて!
◇その他原作キャラについて
外城さんを始め、会社の人達は紅一点である名前さんが好きです。それは恋愛・尊敬・友情いろんなものが当てはまります。
ジンクさんはボディガードをする対象として非常に便利なキャラクターでした。けど話し方や特徴などを上手く掴めなかったので、多少苦戦しました。
哀牙さんを出せて非常に満足しております。実は逆転シリーズの中で大好きな部類に入ります。哀牙さんはこの長編の中でも相当な重要人物でした。流石です哀牙さん。メイドさんとお幸せに!
詩紋君は…もうね、私、書きながらショタに走るんじゃないかと思いました。主人公にとっては可愛い弟のような存在で居て欲しいです。
矢張はいいです。
ミっちゃんは惜しいところに居ました。非常に惜しかったです。頑張れミっちゃん。
信楽さんを出したのは、単純にハグをしたかったからです。結果的に馬乃介さんに火を付けましたね。
ゴドーさんの登場は、単純に好きだからです。ならもう主人公にお菓子作らせる為にコーヒーショップへ行かせればいんじゃない?程度の考えからでした。本当にコーヒーのように底の見えない男ですね。飲み干してやりたいです。
ゴーユーエアラインでの2人のCA…紛れもなく、あの対照的な2人の女性です。書いてから知ったのですが、ファーストクラス専門だったのですね。人手が足りないのでこっちへ来ましたということにしておきましょう、そうしましょう。
オウ様は皆にとってのお父さん的な存在として頑張ってもらいました。なのであのブヨブヨな姿は出しませんでした。彼もまた、名前さんと馬乃介さんによって救われた人物だと思います。『嘘を突き通して生きる』という事。それがまた彼の背負うべき人生です。
◆オリジナルキャラについて
総務事務課の3人の女性。女3人寄ればかしましいとかなんとか。主人公に友達を作ってあげたかったんです。全く恋愛要素の無かったこの連載に、少しでも恋愛要素を加える為に現れましたが、最初の登場から次の出番まで相当時間が掛かってしまいました。本当に良い動きをしてくれました。
河合青子は主人公に嫉妬をさせる為の存在でした。「障害のある恋の方が燃えるだろう」と思ってましたが、障害にもなってなかったですね!ざまあ!
御堺乃蔵は分かりやすいほど駄目な人間です。金でモノを言わせます。河合青子同様、草太くんに操られていたとはいえ同情出来る点はないと言えるでしょう。
生地那汐さん。この辺りでもう私のネーミングセンスの無さが伺えますね。そして頼った先の探偵事務所がまさかの哀牙さん。素敵な繋がりをありがとうございました。
オブロー・シエル君。実は彼の名前は「空に羽ばたく」みたいな意味の名前がいいな〜としか考えておらず、最後の最後まで決まっていませんでした。ちなみにフランス語で、意味は本編に書いてある通りです。ただ、人名としてオブローはちょっと無いかな…なんて思っていましたが、レタスとかが人名になる逆転シリーズにそのような常識はいらんという事で決定しました。彼こそ、この作品においての最重要キャラなのではないかと思います。数年後には目覚めて主人公達と一緒に暮らしていればいいな。
◇ストーリーについて
実は西鳳民国編で終わる予定でした。殺し屋に狙われたオウ様が主人公を守り、馬乃介さんが命を落としかけて、でも主人公が何とかして馬乃介さんの一命を取り留めてEND!でもそれだと40話という微妙な数字になる…せめて50話までいきたい…そう思っている内にある話が思い浮かんだのです。
最初は主人公がストーリーに介入する事によって馬乃介さんが救われる話が書きたかったんです。けれど、馬乃介さんが救われても草太くんが救われない。これだとどうあがいてもハッピーエンドにならない!いずれ恨みの積もった草太くんに殺されてもおかしくない馬乃介さんになるのでは、と。
結果的に、いろんな人を救いたくなりました。それによってストーリーも長くなりました。
第一部はボディガードとして、ジンクさんや詩紋君やオリジナルの女性陣、そして主人公。
第二部は原作キャラである馬乃介さん、オウ様、草太くんなどなど。
ちなみにオウ様は影武者の方です。馬乃介さんのお父さんも亡くなっています。流石の主人公も昔の事件は救えませんでした。
そして主役は名前さん、あなたなのです。最後はやはり、過去に縛り付けられていた名前さんをどうにかして救いたかったのです。
◆最後に
ストーリーを濃く作りすぎたおかげで甘いパートがほぼ無いという、夢小説としてあまり褒められたものではない連載だったかと思います…が、私はここまでの話を書けて今、本当に達成感でいっぱいです。
この長編を読み終えた時に一本の映画を見終えたような感動や満足感を味わって下されば、それは作者である私としてもとても喜ばしい事です。
また、連載中はいろんな方からの拍手に励まされました。どのコメントもニヤニヤしながら読ませていただきました!
中にはこの連載を読んで馬乃介さんを好きになった方なども居てとても嬉しくなりました。
感謝してもしきれません、本当にありがとうございます!
それでは、長くなりましたがここまで読んで下さりありがとうございました!
來
(20120310)
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Smotherd mate