その日の夜。


……ドカーーーーーンッ!


『…!?』


そのまま泣き疲れて眠っていると、
突然地響きが襲いかかった。


『えっ…何?』


慌てて村の様子を見るため外へ出る。


『お姉ちゃん!』
霞「紫陽花!」


近くにいた霞の元へ駆け寄る紫陽花。
周りの皆を見ると、何故か上を見上げている。


『一体何があったの?』
霞「分からない。けど水がおかしいの…」
『え…?』


二人はゆっくり上を見上げる。
その異変に気付き、紫陽花は目を見開いた。


『え…!?水が…蒸発していってる!?』


何故か湖の水が急激に蒸発し、
水麗族の棲み家から水が消えてしまった。


『一体これは…』
霞「何が起きているの?」


?「ふっ、ここが水麗族の棲み家か…」


知らない男の声が聞こえ、
紫陽花たちは上を見上げる。


湖の底をじっと見つめる


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