眠りを妨げる違和感に薄く目を開くと、刺すような日差し。それから、こちらを見つめる、2対の翡翠色の宝石。ああ懐かしいな、あいつの目もこの色だった。
ぱちりと翡翠が瞬く。それから起きた?と喋った。はっと目を見開き体を起こす。

「お前ッ…」
「あ、そんな急に動いたら」

寝ていたせいかくらりと揺れた体を、あぶないよ、と支えられる。目の前の翡翠は気遣わしげに細められた。だが俺は体の痛みもその声も、全く感じられない。目の前にいる、翡翠の目をもつ女、彼女は。

「…お前、誰だ」



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