カップのA - ソードのA - 9
純粋な感情とシンプルな思考、そして追い詰められた思考。ソードは少ないほど洗練されている。思考はシンプルなほど研ぎ澄まされるということだろうか。エースは単純明快でスパッと決断できる。剣は一本しかない。選択肢が無いということは決断が早く、その負担は少ないだろうと思う。一方、ソードの9はトラウマ的だ。眠れない。暗闇にいてもなお自らの手で顔を覆うほど直視できない何かがある。思考が増えすぎると身動きが取れなくなることはソードの8を見てもわかる通りだ。思考が増えすぎて眠れなくなれば普通に病む。
今回はカップのエースとソードのエースが出ている。ひたすらにシンプルだ。純粋な感情と無駄の無い思考。しかし思考に偏りすぎるとあっさり病んでしまう。増やさない。これ以上なにも増やさないこと。その感情と思考の根幹となるたったひとつのど真ん中を大切にする。複雑化しない。
カップは冷たくて湿っており、ソードは熱くて湿っている。湿っているというのは他者とくっつきやすいということだ。カップは受容で完全な受け身だが、ソードは風で動きがある。動きのあるソードはあっという間に増えてしまう。カップは冷たくソードは熱い。どちらにも偏らず、今日は平熱を目指そうと思う。