キャンバスに映る貴方
第三話





chapter:思い焦がれて





「ん、みおう……」


頬を赤くして、少し苦しそうに俺を含む彼が、可愛くてたまらない。

腰を揺らして心桜の綺麗な口内を自分の分身で犯す。




もう我慢できない。


「すいませんっ!!」


俺は心桜にひとつ謝ると、彼の後頭部を引き寄せ、そうして喉の奥深くまで、俺を突っ込んだ。



「ん、んむぅ!!」


あたたかな口内にすっぽり包まれた俺の欲望は、すぐに爆発してしまう。


いくつもの星が目の前で散った直後、勢いよく白濁を吐き出した。

真っ白になる世界――。


そして……。



俺は先輩に何をさせてしまったんだろうと我に返った。



焦った俺は、何も考えることもできなくて、横たわらせた先輩を汚さないためにと地面に敷いた自分のブレザーを手に取ると、先輩の顔の前に差し出し、この上で吐いてと促す。



「あ、すいません、はきだ……!!」


『吐き出してください』



そう言おうとした瞬間、彼の喉がゆっくり動いた。


ゴクン。

飲み下す音が、静かになった部室内に響いた。


彼はあろうことか、俺の流した白濁を……飲んだんだ……。


「っにが……」



綺麗な眉が眉間に寄る。




……いや、実際、苦いどころじゃないだろう?


「先輩!! 何してっ!!」


「先輩じゃない!! 貴方の彼氏ですぅ!!」


むすっとした表情で、拗ねる心桜は、そうして俺の胸に頬を寄せた。


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