chapter:思い焦がれて 心桜は俺の大きく膨らんだ中心へと手を伸ばしてきた。 心桜を見て膨れる俺の姿を見て怯えたりはしないかと思ったが、意外にも、彼は男前な考え方をしているらしい。 怖気づくどころか、ズボンの生地を押し上げている俺自身を戒めているジッパーに触れ、一気に下ろした。 そうして彼は、ブリーフから覗く、赤く膨れた俺自身を引っ張り出し、目の前に持ち出す。 「あ、おっき……」 ごくんと唾を飲み込む心桜。 やはり怖気づいたのかもしれない。 両手で自身を隠そうとしたら、すぐさま払いのけられた。 「先輩?」 恐る恐る彼を覗くと、口角が上がっていたのに気がついた。 「格好良い……」 ――え? 俺のが格好良いの? 意味も分からなくて、眉間に皺を寄せると、俺を見上げて、にっこり微笑む。 さっき、俺が心桜にしたように、彼も俺のものを直に触れた。 「かわいい……」 今度は可愛いのか? 「僕に興奮してくれたんだ。少し流れてる」 ……チュッ。 俺自身に口づけされて、いっそう膨らみを増す……。 うわっ!! 「先輩!?」 「先輩じゃない! 心桜!!」 彼は、名前で呼ばない俺を咎(とが)めると、手の中にある俺自身を、あろうことか、赤い唇の中に含んだ。 俺自身を含んだ先輩――じゃなかった。 心桜は、俺を吸ったり、舌で舐めたりを繰り返す。 |