chapter:我ら、アティファ副隊長を守る隊! ヘサーム「アティファ、行こうか。あまり兵たちの邪魔をしてはいけない」 アティファ「そうだな」 新入り「なあ、ヘサーム様はアティファ副隊長の腰に手を回して行ったぞ? それに、アティファ副隊長の首筋にあった赤い痕って、アレって……」 兵士1「つまりは、そういうことだ」 兵士2「だから、ヘサーム様に用がある時は、必ず、できるだけ大きな足音をたてて行くんだぞ? 夜は特に、だ! いいな?」 兵士3「あと、抜け荷の現場をおさえる時だが、アティファ様には指一本でも触れさせるな」 兵士4「ヘサーム様は、それはそれはお怒りになるから」 兵士2「アティファ様が、あの容姿だろう? もし、他の奴が組み敷くようなものなら……」 兵士5「俺……そいつをゆるさねぇ……」 兵士4「俺だってそうだ!!」 兵士3「純粋なアティファ様はヘサーム様はもとより、俺たちのオアシスだ!! 生かしておかねぇ!!」 兵士2「それに何より」 兵士たち「ヘサーム様に、殺されるっ!!」 新入り(なるほど、それでなのか。アティファ様が副隊長に就任されてから、この隊だけがめまぐるしい活躍をしているのは……) ――かくして、新入りもまた、アティファと共に過ごすうち、彼の魅力にハマっていくひとりになりました。 アティファ「そこまでだ! 取り押さえろ!!」 |