chapter:秘密を抱えて繋がる夜。 それなのに、悠里の行動を嘲(あざけ)るように、昴の骨張った大きな手は、滑らかで日焼け知らずの白い柔肌を、我が物顔で這(は)いまわる。 「んっ……やっ!!」 その度に、昴の下にいる悠里は甘い声を出してしまう。 「厭(いや)? そのわりには悠里のココ、桃色をして美味しそうに尖(とが)っているよ?」 「……っ、んっ!!」 自分を組み敷く彼が悠里の右胸にある乳首を捉えた。 また、悠里のほっそりとした肢体がベッドから浮く。 必死になって口元を両手で押さえているというのに、その効力は無きに等しい。 「悠里は敏感だね」 そう言って、にこりと微笑む彼は、淫猥なことをしているようには見えないほど、とても綺麗だ。 金髪の流れるような髪が窓辺からふく夜風に乗って、サラサラと揺れている。 虎のような偉大な輝きを放つ涼やかな瞳が、悠里の顔を映し出す。 「……もっ……すばる……」 「もっとしてほしいの?」 もうやめてほしいとそう言いたいのに、昴は違うことを告げてくる。 「ちが……っぁ!!」 悠里が否定する言葉を消したのは他でもない。昴の指だ。 昴の指先が悠里の乳頭をクリクリといじりはじめ、その度に、気が遠くなっていく……。 華奢な腰は幾度となくベッドの上で、浮き沈みを繰り返した。 「悠里はとても淫乱だな……」 |