chapter:秘密を抱えて繋がる夜。 彼は余すところなく、丁寧に乳首を舐めはじめる。 「はあんっ……すばるっ!!」 ジクジクした痛みと、優しく撫でられる舌に翻弄され続ける悠里の開きっ放しの唇は、もう喘ぎを隠すことさえできない。 快楽の涙で、大きな目が潤みはじめる。 「かわいい。かわいいよ悠里。こっちもだね」 「やっ、もういいっか、らぁん!!」 昴はそう言うと、左にある乳首も甘く噛み、右の突起と同じように舐めはじめる。 もちろん、その間も右の乳首は自由になることはない。 「よくないでしょう? こっちはもっと触ってほしいって言っているよ? その証拠に、ほら。さっきよりもツンと尖ってきた」 昴の人差し指と親指が、悠里を摘んだり引っ張ったりを繰り返している。 「やめっ。あっ、も、むりぃ〜」 悠里はとうとう音を上げた。 幾度となく首を振るたび、悠里の目からは快楽に溺れきった涙が散っていく……。 昴に訴えかける少女のような大きな目からは、もう涙で潤みきっている。 それに、頬もいっそう朱に染まっていた。 悠里は知らない。 この表情が昴を――いや、男を掻き立ててしまうことを……。 「おねがぃ、も、らくに……」 「楽って? どうすればいいの?」 昴は口角を上げて悠里を見据える。 彼は悠里がどうしてほしいのか知っているくせに、そうやって意地悪をしてくる。 だからつい、悠里は潤んだ目で昴を睨んでしまった。 |