好きと言えない。
第十話





chapter:想い、打ち明けて。





 多少の圧迫感はあるものの、自身を押し上げる刺激が悠里を快感へと誘う。

 クプクプ。

 空気が入り混じった水音は、まるで自らを濡らしているかのようだ。


 自分のはしたない姿を昴にもっと見てほしい。

 もっと興奮してほしい。


 悠里は、さらに花弁を押し広げ、かまわず指を奥深くへと挿し込む。

 しばらく進めば、前立腺の凝りに触れた。

 悠里は、指の先で捉えた凝りを、強く掻き回していく……。



「あっ、あっ、……ふあっ…………」


 早く昴が欲しい。

 こんな頼りない自分の指ではなく、太くて勇ましい昴の男根を感じたい。


 クプ。

 クチッ。

 クチュッ。

「っひ、あっ、はうっ」

 いくらか内壁を擦っていると、昴が動く気配を感じた。

 悠里の後方で、衣擦れの音を聞く。

 悠里の口元に、笑みが溢れた。


 悠里の蜜口を掻き回していた指が、骨張った男らしい指によって引っこ抜かれ、そして――……。


「ああっ!」


 雄々しい男根が、悠里の密口に当たった。

 雄は、蜜口から、内壁をこじ開けて挿し入ってくる。


 悠里の最奥を目指し、進む。

 とても熱く、勇ましい猛りだった。

 悠里の小さな内壁を押し広げながら中へ中へと、挿し進んでいく。

 彼が奥へと入ってくる度、悠里の可憐な花弁は、ギシギシと軋みを上げる。その音が、自分の中に入ってきてくれているのだと実感させてくれる。


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