迷える小狐に愛の手を。
プロローグ





chapter:プロローグ





その笑みを見ただけで、オレの身体は、さらなる恐怖で冷えていく。



……いや。

いやだ。

「やっ!! やめっ!!」


神楽の手から逃れようとするけど、オレの身体はもう、動くことすらできないほど、疲労している。

身動きが取れなくて、拒絶の言葉ばかりを口にした。



だけど……。



神楽の手がオレ自身を握り、先端から根本へと移動させながら揉み扱くと、オレの身体が反応する。

神楽の握っているオレの中心から、全身に向かってビリリと電流が流れた。


「ん……ぁ……いや……」


「いや? そうは見えないなぁ。先端は濡れてきてるいよ? 古都のいやらしいココ、さっきよりもずっと大きくなっているし?」


耳元に唇を寄せて、責めてくる。


「ぁ……やっ……ふっ……」

「いやらしい声まで出して……」

勃起しはじめたオレ自身をグッと掴み、指の一本一本に力を加え、バラバラに扱いていく。


「ふぁ……」



こんなの……知らない。


オレの腰が……みぞおちが、疼く……。


「気持ちがいいだろう? 先端から流れた液がここまで流れてきているね……おかげで、後ろに挿し込んでいる指が動きやすくなったよ」

「っん……」


こんな行為はイヤだ。

拒絶しているのに、オレの身体は、言うことを聞いてくれない。

神楽が言うとおり、オレの先端からは、いやらしい液がトロトロと流れる。





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