chapter：おまけ。side:相楽 紅葉

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「むが、好き……」


「俺も、鈴が好きだよ？」


「えへへ、嬉しい……」




イチャイチャ、イチャイチャ。


生徒会室ではありえない光景が今まさに繰り広げられている。


たしかに、二人がうまくいくよう仕向けたのはこの俺だ。


だけど……いつになったら部屋に入れるんだ？



というか、いい加減、生徒会の仕事をしないと校長はおろか、理事長からも大目玉をくらうぞ。


あのバカップルめ！！





ひとり置いてきぼりにされた紅葉であった。



　　　*こんどこそおわり*