chapter:限界。side:有栖川 霧我 苦痛なんてできることなら与えてやりたくはない。 そう思って指を抜こうとした。 「ダメ、抜いたらダメ。霧我……と繋がりたいの……」 そう言って、鈴は中で暴れている俺の指を逃すまいと襞で締め付ける。 かわいい。 ここまで献身的にされるなど思ってもみなかったから、余計に愛おしさが増す。 「っくぅ……ん、ん」 グリグリと中を広げながら、鈴の中を懐柔させていく。 たしか、男でも中で感じる箇所があったと思うんだが……。 「あ、ひゃぁうっ!!」 そう思って、グリグリと中を弄ると、突然鈴の腰が大きく跳ねた。 ここか……? そう思って、コシコシと擦ってみた。 「ん……やぁ、むが、ソコ、へんっ、はぁあんっ」 大きく跳ね上がる腰に、大きく反れた身体。 その姿はなんとも艶かしく、美しい。 「やあああああああっ!!」 中を扱く指で感じた鈴は、勢いよく先端から白濁を流した。 すると、蕾の中に入れている指は達する寸前に思い切り締め付けたものの、すぐに動きやすくなる。 達したことで身体の力が抜けきったのだろう。 「ん、ふぁ、ん、ぁ……」 びくん、びくん、と小刻みに跳ね続けている鈴の蕾の中をグリグリとかき混ぜ、指を引き抜く。 頬を伝う涙を唇で掬ってやると、鈴の大きな目が微笑むように細めていた。 なんとも美しい姿だろう。 |