chapter:身体、重ねて。Side:雨宮 鈴 両目はもう潤みっぱなしで何も見えなくて、だからぼくは両手を伸ばして霧我を探した。 そうしたら、霧我の唇でぼくの伸ばした両手にキスを落としてくれた。 「ん……ふぅ……」 たったそれだけなのに、もっと硬くなるぼく自身。 「鈴、いいか? 挿れるぞ?」 そう言って確認を取ってくれるのは、ぼくはまだ中で快楽を得ることができないから――。 霧我とえっちするの、すごく痛い。 でも、どうしてかな。 今日はね、とてもとても気持ちがいいんだ。 今日だったら、霧我を受け入れて、ずっと快楽を感じることができるって、そう思った。 「いいよ、霧我。お願い、きて……。霧我とひとつになりたい」 ぼくがそう言うと、霧我は苦しそうに唸って、ぼくの小さな穴の中へ自身を押し込めてきた。 「ん、ふぁあっ!!」 今日は大丈夫。 そう思った。 だけど、いくら濡らしてあっても中に挿入されるのはすごく痛い。 やっぱり指とは比べものにならなくらい、霧我のは大きいんだ。 「ん……」 だけど、痛いって言ったら、優しい霧我はぼくを気遣って、挿れてくれるのを止める。 そんなの、イヤ。 一緒に繋がっていたい。 「むがっ、むがっ、むがぁっ!!」 だから、代わりに霧我の名前をたくさんたくさん言うんだ。 「鈴、力を抜いて……」 「ん、っふぅ」 |