*恋色童話集*




chapter:




「クライド……クライド!!」

何度も何度も僕を貫く。

もう何も考えられない。

僕は腰を揺らしてクライドを受け入れる。

そうしたら、僕の中でクライドの液体が流された。

「あ、っつうううういっ!!」

まるで焼けるほどの熱。

でもそれは愛されているからだってわかる。

身体を仰け反らせて一身にクライドの液体を受け取る。

そうしたら、僕の両胸にクライドの唇が落とされた。

「っひ、んっ、クライド、それ、ああっ!!」

僕は差し出されるクライドの何もかもに感じてしまう。

頭が真っ白になって、クライドにもたれ掛かる。



「すまない。こうするべきではなかったんだが……」

たくさん注がれた後、クライドは静かに謝る。

でも僕は今とても幸せな気分だ。

満ち足りた、とても優しい穏やかな気分。

「クライド、ひとつになれたね」

にっこり微笑んだら、クライドは初め目をまん丸くして、それから微笑を浮かべた。

「まったく、君にはかなわないよ」

それはとても綺麗な笑顔だったから、僕の胸が大きく震える。

「クライド、愛してます」

クライドの額にそっと口づければ、クライドは僕をギュって抱き締めてくれたんだ。

ああっ、僕もう幸せ!!



†END†


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