chapter:▽・w・▽つ【えっ!? ぼく食べられちゃうの!?】 「んっ、んっ、んぅぅぅっ!!」 「鼻で息をして……?」 パニックになるぼくに金色くんの声が聞こえた。 「ん……」 言われたとおりなんとか鼻で息をしてみる。 そうして少しパニックになるのも治まったら、やっと現状が理解できた。 っていうのも……。 ああ、どうしよう。 ぼく、金色くんとキスしてる……。 「んーぅっ、んーぅっ!!」 恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい。 キスされてるってわかったら、恥ずかしさのあまり泣き虫なぼくの目からは涙があふれてくる。 金色くんがにじんで見えなくなる。 金色くんがなんだか焦っているように見えて、ちょっぴり怖いと思ってしまう。 「イチくんが欲しい。イチくんが食べたい」 耳たぶを食まれながら、うわ言のようにぼくの耳元で囁かれると、どうにもできなくなる。 まるでぼくの耳から全身に向けて甘い吐息が浸透していくみたいな、そんな感じ……。 「ん、は……んっ」 おかげでヘンな声が出てしまった。 「可愛いね、イチくんは……」 金色くんの手が、ぼくの頭をふわふわ撫でる。 いつもより、ずっとずっと積極的な金色くんが正直少し怖いと思う。 でも、やっぱり金色くんは金色くんだ。 撫でられる手の感触は一緒だし、それにとてもぼくを想ってくれてるっていうのがわかる。 「っふ……かないろくん?」 頭を撫でられたら、おかげで何も考えられなくなっちゃう。 ぼくはまた目を閉じて、ただ金色くんの手の感触を味わう。 ふわふわと撫でられる感触に身をゆだね、知らない間にぼくの体からはいらない力が抜けていく……。 「可愛いピンクのココも、たくさん撫でてあげようね」 「へっ? あ、やっ!!」 気がつけば、服はまくり上げられ、ぼくの上半身はむき出しになっていた。 「いい子、いい子」 「っひゃっ!!」 本来なら両胸にあるソレはただの飾りみたいなもので何も感じない……。 ……ハズなのに、ぼくおかしい。 金色くんに撫でられたら、ジクジクってうずきはじめる。 「やっ、かないろくっ、んっ」 親指と薬指で摘まれて、クリクリとこねられ、ツンと尖っていくぼくの胸――。 「かわいい」 そう言った金色くんの唇が、摘んでいたぼくの胸を、それぞれ啄んだ。 「っひゃんっ」 びくんと浮く腰に合わせてベッドがギシって音を立てた。 それがよけいに恥ずかしい。 「ああ、ココもとても可愛いね」 「やぁ、金色くんっ、ひゃっ!!」 金色くんに触れられるまで、胸ばかりに気を取られていたからわからなかった。 ぼくのズボンは下着ごと、ぜんぶ脱がされていたんだ……。 「小さくて可愛いココも、撫でてあげようね」 触らないでと拒絶する前に、ぼくの中心が金色くんの手に包まれてしまった。 「いい子だね」 先端をちょっと力を加えられた親指でグリグリ撫でられる。 「あっ、そこ、やぁっ!!」 ――恥ずかしい。 顔を見られたくなくて両手で隠したら、金色くんの声が落ちてくる。 |