chapter:▽・w・▽つ【えっ!? ぼく食べられちゃうの!?】 「どうして? とても喜んでくれてるよ? ホラ、さっきよりも勃ち上がってる。それに、濡れてきた……」 「あっ、言わないでっ! ああっ」 先端にある穴をこじ開けるみたいに爪で引っ掻かれる。そうかと思ったら、勢いよく根元まで動かされて、上下に擦られる。 先端から流れはじめた先走りが、擦られるたびに水音を奏でていく……。 「やぁっ、やぁああっ」 自分でもまともに触ったことがない中心を触れられて恥ずかしい。 それなのに、大好きな金色くんに触れられて、こうして撫でられて気持ちがいいって思うのはいけないことなのかな……。 「あっ、あっ!!」 こうやって女の子みたいに喘ぐぼくはおかしいのかもしれない。 それでも金色くんはぼくを『可愛い』ってそう言ってくれるなら、それでもいいかって思ってしまう。 「イチくんが欲しい。欲しいんだ。ダメ?」 「あっ、んっぅ……ダメ、じゃない……。いいよ?」 『欲しい』ってどういうことかわからないけど、でも……とっても恥ずかしいことだっていうことはわかる。 それでも大好きな人だから、お願いも聞いてあげたいって思うんだ。 イヤじゃないっていう証拠に、ぼくは顔を覆っていた手を外して、コクンとうなずいてみる。 「……痛いと思うんだ」 お願いしてきたのは金色くんなのに、ためらうようにそう言う。 ぼくの見間違いだと思うんだけど、ほんの一瞬、うなだれた金色くんの頭の上に垂れた犬の耳が見えた気がした。 それがかわいくって、ついつい、にんまりしてしまう。 「だい、じょうぶ……」 きっと、金色くんなら、平気だと思う。 「ごめんね、できるだけ優しくするね」 「あの、あのでも!! ぼく、はじめてで……なにをすればいいのか、あの……わからない……」 「ただ両足を広げてくれるだけでいい。あとは他に何もしなくていいよ。イチくんのはじめてが嬉しい」 『嘘じゃないよ』 まるでそう言うみたいに、ぼくのおでこに金色くんの唇が触れる。 ちゅってリップ音が鳴った。 目をつむったぼくは、それを合図にして、金色くんに言われたとおりそっと足をひろげていく……。 恥ずかしい。 すごく恥ずかしい。 金色くんとこれからする行為が痛いって言われたら、ちょっぴり怖いとも思う。 でも……でも……。 大好きな金色くんになら、ぼくはそれでもいい。 金色くんが好きだから――……。 恐る恐る、震えながらだけど両足を開いていくと、突然後ろにあるお尻の穴に指が添えられた。 何事かと、体がビクンって反応してしまう。 「ごめんね、痛くないようにクリームを塗るから……」 えっ? クリーム!? びっくりしていると、ヌメヌメした液状のものが金色くんの指と一緒に侵入してきた。 「いっ!!」 痛い!! 小さなソコの穴に指を突っ込まれて、ぼくの体は痛みを覚える。 それでも、『痛い』って言わなかったのは、金色くんに心配をかけさせたくなかったっていうのもあるし――。 それにぼくが『痛い』って言っちゃうと、たぶんもう金色くんは、ガマンしてこれ以上何もしないと思ったから……。 |