鍵を掛けて



始まりは分からないけど
自然に意識していた
貴方から連絡が来るのを
いつしか心待ちにしていた

私だけ特別じゃないのに

動き出す想いを止められたなら
知らずに済んだの?
臆病な心は傷付くだけだと
告げるけれど

貴方だけ目で追ってしまう

嫌いになれたなら
楽になれるの
それでも歓びと嬉しさを
忘れられないから
優しい声と瞳の記憶
私の深くに仕舞い込もう

明かさずに鍵を掛ければ
想いだけつのるけれど
恋人にならない関係でも
側にいられるなら

貴方だけ想い続けてる

会えたら嬉しくて
諦めたくても
ただ自分が苦しいだけでも
忘れられないから
閉じ込めた想いは秘めたまま
心の最奥 鍵を掛ける

どうなりたいのか分からない
ただ一つ
好きになる歓びも
恋に落ちる苦しさも
矛盾する
張り裂けそうな感情は
貴方から始まる

嫌いになれたなら
楽になれるの
それでも歓びと嬉しさを
忘れられないから
優しい声と瞳の記憶

嫌いになれたなら
楽になれても
涙と切なさと恋しさを
忘れたくないから
これからも貴方を想ってる
私の最奥 鍵を掛けて

私の深くに仕舞い込もう









- 153 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む

ページ:






Reservoir Amulet