運命の恋



運命の恋なんて
信じてなくても
一瞬で落ちてしまったの

初めて会った日は
まだ冷たい風が吹いて
貴方の髪 揺れてた

寂しくて優しい
瞳の奥を読み取りたい
初めて考えたの

あの時に覚えた感情が
恋だったのでしょう
幸せより
手にしたいものがあるの
貴方の側で

いつも一人きりで
空を見上げてる後ろ姿
いつしか目が捜す

言葉を交わしたのは
ほんの僅かで
貴方を多く知らない

傷付くと分かる この先を
知ってはいけないと
それでも抗えない感情
これは運命の恋

こうして気持ち確かめても
怖くなる
もう少し穏やかな恋が
出来たら良かったの?

あの時に覚えた感情が
恋だったのでしょう
幸せより
手にしたいものがあるの
傷付いてもいい

もっと多く知りたい

終わりなんて見付からないの
これは運命の恋





- 9 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む

ページ:






Reservoir Amulet