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「おっかえりなさーい!」

いきなりひかりに明るく迎えられ、勇は目を見張った。

「……何だ、お前か。びっくりしたぞ」

「遅かったね。いっぱい待ったよ」

微笑んで言うひかりの顔色は朝に比べると大分良く、服も元々着ていた物に着替えていた。

「どうしたんだ。何か思い出したのか?」

「ううん、そうじゃないけど。私、ご飯作って待ってたの」

「ご飯?」

「そう!ほら、早く来て」

ひかりは子供のように勇の腕を引き、リビングへと連れて行った。

「ね、美味しそうでしょ?」

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