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(……銃弾か!?)

それに答えるように、周りを拳銃を持った数人の男達が取り囲む。

着地したひかりが臆する事無く一人を蹴り飛ばす。

アスファルトに転がった銃を拾い上げ、それで男達が持つ銃を次々に撃ち落として行く。

勇もその頃には我に返っていた。

銃を手放しても尚向かって来る相手を交わし、殴り倒す。

数分後には全員が道路に倒れ、立っているのは勇とひかりだけになっていた。

「この人達、誰?」

銃を足元に倒れている男の側に投げて、ひかりが尋ねる。

「知るか」

「『知るか』って、勇。こんな危ない目に遭わされて、『知るか』じゃないよ!」

怒られたって知らないものは知らないのだから仕方無い。

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Reservoir Amulet