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「俺はいつもこんな感じだ。銃を向けられたのはお前を抜かせば初めてだったけどな」

そう言って歩き出すと、ひかりがとことこと付いて来て隣に並んだ。

「あの人達、道路に転がしておいていいの?」

「いいさ。いつもの事だ」

するとひかりは軽く息をつき、考え込みながら言った。

「今まで勇を狙っては来たけど銃を出して来なかったのは、勇を殺す気は無かった。だけど今になって殺す方向に変えたって考えられるね」

「そうだな」

勇は素っ気無く答えてから、ひかりの頭を軽く叩いた。

「分かっただろ?俺といても良い事無いぞ」

ひかりはしばらく黙って大きな瞳で勇を見詰めたが、やがて口を開いた。

「勇、何か命を狙われるような事したの?」

「する訳無いだろう」

「ほんと?」

疑わしげにひかりが追求して来る。

「良家のお嬢様をいてこまして散々貢がせた後捨てたり、人妻を寝取って妊娠させちゃったとか。陰で黒い事やってないよね?」

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