04


すると、ひかりは首を傾げた。

「どうしたの?いつにも増してノリが悪いけど」

「色々あって疲れてるんだよ」

ひかりに女性客から貰った包みを押し付けながら部屋に入ると、怒ったような言葉が投げられる。

「あ!また、女の人にプレゼント貰ったの?」

「別に好きで貰った訳じゃないぞ」

「そんな事言って、本当はでれでれしてるでしょ?きっと、さぞ美人な人に迫られたんだね」

嫌みったらしいひかりの口調に息をつく。

「何をそんなに怒ってるんだ?」

「怒ってない。どうせ、私は子供だし」

ひかりはそう言って、ぷいと横を向く。

とことん女というものはわからない。

一体何を考えているのだろう。

ひかりの明らかに怒った顔を見ながら、勇は首をひねった。





- 74 -






[*前] | [次#]

しおりを挟む


ページ:



Reservoir Amulet