花の刃




魅惑の花を抱いた夜
逃れ得ぬ罪に落ちるでしょう
漆黒に染まる魂の色
もう戻れない

蜜の香り漂う

一夜の夢が終わると知っても
惜しまず全て捧げる
深夜の夢で終わりを告げて
妖花の棘に刺される至福へ
覚悟の刃で貫かれ
変わらない愛を教えて

蠱惑の花に惹かれた故
捕らわれの欲望知るでしょう
漆黒に灯る儚い光
もう見えないの

蜜の香る褥へ

孤独の果てに求めたものは
虚しく心無くして
求める度に傷付くのなら
鋭い棘を纏って生きると
寂しい刃を見抜いて
不滅だと愛を語って

一夜の夢から覚めた後でも
惜しまず想い捧げる
深夜の夢から覚める時にも
妖花の棘を溶かして包んで
覚悟の刃を胸に受け
真実の愛を教えて





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