fairytale




示された標に背を向けて
逆らう気持ちで踏み込んだのは
誰も知らない不思議の王国
幻想の世界

何気無い言葉の羅列が
世界の境を越える鍵だから
夜毎に行こう
神秘の森に
鐘の音が鳴るまで

広がる景色は想像の中
高鳴る胸で描くよ
無限に続く秘密の園へ
私を呼ぶ妖精の声

湖のほとりで踊る
透明な羽に魅せられ
乙女が眠る月夜の塔へ
瑠璃色の夢の果てへ

手を取って鏡の向こうへ
虹のふもとの宝を探しに
落とした時計を届けに行くよ
鐘の音が鳴るまで

一人の夜の道連れに
御伽噺を描こう
隠した情熱が燃え上がる
楽しさが此処にあるよ

求める景色は想像の中
御伽噺を描こう
乙女が眠る月夜の城へ
瑠璃色の夢の果てへ

無限に続く秘密の園で
楽しさが君を待つよ

高鳴る胸で描くよ





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Reservoir Amulet