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連絡用の電話が鳴った。

素早く手に取って耳に当てた燎は、真剣な顔で受け答えをし、メモを取る。

そして、少ししてから電話を切った。

「第一支部から連絡だ。モナダとの新たなコンタクトがあったらしい」

「あっちは何て?」

仕事の手を止めた悠也か尋ねると、燎は忌々しげに顔を歪めた。

「準備は整った。そろそろ次の段階へ進むとさ。つまり、更に大規模に成り代わりを進めるって事だ」

「行こうか、華原さん」

「はい」

黙って聞いていた至聖と真宵が立ち上がり、鞄を掴んで出て行く。

誰かが口を挟む隙も無い出来事だった。

「気を付けろよー」

閉まったドアに向かい、燎が遅れて声を掛ける。

「ふむ、あの二人の息も合って来たな。組ませた甲斐があった」

「楽しそうですね、冴凪さん」

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